第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞!是枝裕和監督最新作製作決定!2019年公開!カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエら、国際的スター俳優が出演!

2018.07.17

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第71回カンヌ国際映画祭にて最高賞<パルムドール>を受賞、現在も公開中の是枝裕和監督作『万引き家族』は、観客動員300万人、興行収入37億円を突破、大ヒットを記録している。是枝裕和監督の長編15作目、仏題«La Vérité»(仮・邦題未定)の製作が決定した。最新作では日本を飛び出し、フランスで撮影を予定。主演は、フランスの至宝、世界的大女優のカトリーヌ・ドヌーヴ。共演には、『イングリッシュ・ペイシェント』(96)でアカデミー賞助演女優賞を受賞し日本でも人気の高いジュリエット・ビノシュ、アカデミー賞作品『6才のボクが、大人になるまで。』(14)lのイーサン・ホーク、日本でも大ヒットを記録した仏映画『8人の女たち』(02)、『スイミング・プール』(03)のリュディヴィーヌ・サニエらを迎え、力強く情感豊かな家族の葛藤の物語を描き出す。彼らと現地スタッフたちとタッグを組んだ日仏合作となり、公開は2019年予定。

 

◎撮影期間  10月初旬~12月初旬(約8週間予定)

 

◎作品プロット
───ねえ、ママ。教えて。人生って楽しい?───
母はフランス映画のスター女優。今の恋人、元夫、パーソナルアシスタント… 彼女を愛してやまない男たちの上に君臨する。そんな彼女の自伝の出版を機に、娘がアメリカから、夫と幼い子どもを連れて帰省する。母と娘の再会は、たちまち対立へ変容する。さまざまな真実は露わになり、愛と恨みは告白される…。母は、SF映画に出演することになるが、自伝に自分の名前がないことに傷ついたパーソナルアシスタントが突然辞めてしまい、娘が代わりに撮影現場に付き添うことに…。その現場で出会った新進女優の姿に、母はかつて親友でライバルだった今は亡き女優の面影を重ねていくのだった。母と娘は長年に渡ってへだてられてしまったふたりの関係を果たして修復出来るのだろうか・・・。

 

◎キャラクター紹介
母(カトリーヌ・ドヌーヴ)・・・仏映画界屈指の大女優。そろそろ第一線を退く時期だが、本人は老いを認めたくない。
娘(ジュリエット・ビノシュ)・・・元女優志望の脚本家。拠点をアメリカに構え、夫と娘をもつ。

 
・仏題 « La Vérité » (provisoire) ・邦題未定
・原案・監督・脚本 是枝裕和
・出演;カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエ
・撮影:エリック・ゴーティエ『モーターサイクル・ダイアリーズ』(03)『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(14)
・製作:3B Productions(フランス)、分福(日本)、M.I.MOVIES(フランス)
・日本配給:ギャガ  海外セールス:Wild Bunch・ギャガ 仏配給:Le Pact

 

◎カトリーヌ・ドヌーヴ
ここ数年、是枝監督の映画を観て、そしてパリ、カンヌ、東京でもお会いする機会がありました。賞賛の気持ちをお伝えすることはできたのですが、まさか私たちが一緒に映画を作れる日が来るなんて想像もしていませんでした。一緒に映画を作れる…それもフランスを舞台に! 魅力に溢れ、ユーモアと同時に残酷さを備えた素晴らしい脚本です。言語の壁については、恐れるよりも私はむしろ好奇心をそそられます。それがもう一つの挑戦になるだろうと知りつつも、是枝監督と一緒に仕事をするのがたいへん楽しみです。

 
◎ジュリエット・ビノシュ
是枝監督とこの人生の一時を分かち合えることを楽しみにしています。14年前にお会いしてから、この瞬間を待っていました。是枝監督の視線は、柔らかなベルベットのレーザーのように、私たちの心を見透かします。

 

◎イーサン・ホーク
是枝監督にお会いできて嬉しかったです。監督の映画はすばらしい。現役で活躍している偉大な監督の一人とコラボレーションできることはまたとない機会です。また、パリで、カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュと一緒に映画を作れるなんて、夢のようなお話です。ある一人のアメリカの俳優にとって、本当に唯一無二の体験になりそうです。

 
◎リュディヴーヌ・サニエ
是枝監督に初めてお会いしたのはカンヌで、「そして父になる」という素晴らしい作品の上映時でした。それ以来、ほとんどの是枝作品を観て、交流を持ち続けていました。パリで映画を撮られることを、私は秘かに夢見ていたんです!この作品への参加をお声がけいただいた時には、耳を疑いました。一緒に映画作りができること、そして是枝監督のフランスの夢の一部になれることを、とても誇りに思います。

 
◎是枝裕和監督
役者とはいったいどんな存在なのだろう。役を生きている時、演技で泣いている時、笑っている時、役者本人の存在と感情はどこにあるのだろう。そんな素朴な疑問から書き始めた脚本でした。
今から15年程前に、『クローク』というタイトルで劇場の楽屋だけを舞台にした一幕もののお芝居を書き始めたのがスタートでした。しかし、この時は残念ながら力不足で脚本は完成しませんでした。2011年に、以前から親交のあったジュリエット・ビノシュさんが来日し、対談させていただいた折に、「何か将来的に一緒に映画を」と意気投合しました。企画のキャッチボールをしていくプロセスで、引き出しの奥に眠らせておいたこの企画が再浮上し、フランスを舞台に書き直してみることにしました。その時にこの物語を、女優の母と女優にならなかった娘の話にしてみようというアイデアが生まれました。
カトリーヌ・ドヌーヴさんは、自作のフランス公開時にお会いしたことがありました。自分にとっては、フランス映画のアイコンのような存在ですが、せっかくフランスで撮影するのなら、と思い切ってオファーをさせて頂きました。映画について、演じることについて、ドヌーヴさん本人にヒアリングを重ねながら、今脚本を執筆中です。
今回は言語や文化の違いを乗り越えて監督するという、刺激的なチャレンジになりますが、本物の「役者たち」に正面から向き合ってみたいと思っています。

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