コールド・フィーバー

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

東京の水産会社で働くサラリーマンの平田アツシ(永瀬正敏)は、正月休暇をハワイで過ごすことを楽しみにしていたが、亡き両親の供養をするように祖父(鈴木清順)から説得され、仕方なく休暇を諦めてアイスランドを訪れることにした。彼の両親は現地の人里離れた渓流で事故に遭って亡くなっていた。現地に着いた平田は、さっそく事故現場を目指して出発するが、行く先々で災難に巻き込まれる。タクシーに乗れば吹雪の吹きさらしの中で運転手が戻ってこない、変な女からはポンコツ車を売りつけられる。あげくの果てにアメリカ人のヒッチハイカーの男女(リリ・テイラー、フィッシャー・スティーヴンス)を乗せたところ、ピストルを突きつけられて車を奪われ、歩く羽目に。ようやくたどり着いたホテルでスィギ(ギスリ・ハルドルソン)という老人に気に入られ、現場まで案内してもらうことになった。だが、春まで道は雪に埋もれており、交通手段は馬のみだった。平田は酷寒の中で幻想を見、次第に彼の内部で何かが変わっていった。現場に着いた彼は線香を灯し、酒を注いで両親に追悼の念を捧げると、その場を後にした。


解説

東京で平凡に暮らす若いサラリーマンが、客死した両親の供養のために訪れたアイスランドを旅するうちに、次第に変化していくさまをつづったロードムービー。監督はアイスランド映画界のリーダー的存在のフレドリック・トール・フリドリクソンで、「春にして君を想う」(91)「Movie Days」(94)と共に三部作を成す。製作はジム・ジャームッシュ監督の「ダウン・バイ・ロー」「ナイト・オン・ザ・プラネット」、アレクサンダー・ロックウェル監督の「イン・ザ・スープ」など、N.Y.インディーズ・シーンのプロデューサーとして活躍するジム・スターク。脚本は実話を基に、フリドリクソンとスタークが共同執筆。雄大で幻想的なアイスランドの大自然をとらえた撮影は「春にして君を想う」のアリ・クリスティンソン、音楽も同作のヒルマル・オルン・ヒルマルソン、美術はアオルニ・パオッル・ヨハンソンが担当。主演は「ミステリー・トレイン」に続いてスターク作品に出演となる永瀬正敏。共演は「ショート・カッツ」「プレタポルテ」のリリ・テイラー、「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」のフィッシャー・スティーヴンス、「春にして君を想う」のギスリ・ハルドルソン。また、主人公の祖父役に映画監督の鈴木清順がふんしている(当初、笠智衆の名が挙がっていた)。


配給シネカノン=ケイブルホーグ
制作国アイスランド アメリカ (1995)
ジャンル 


スタッフ

監督
脚本
製作総指揮
製作
撮影
美術
音楽
録音
編集
字幕

キャスト

俳優名役名
永瀬正敏 (Masatoshi Nagase)平田アツシ
リリ・テイラー (Lili Taylor)Jill
フィッシャー・スティーヴンス (Fisher Stevens)Jack
ギスリ・ハルドルソン (Gisli Halldorsson)スィギ
ローラ・ヒューズ (Laura Hughes)Laula
鈴木清順 (Seijun Suzuki)祖父
ルーリック・ハラルドソン (Rurik Haraldsson)墓を掘る男
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