罪と罰(1956)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

貧しい法律学生ルネ(ロベール・オッセン)は、強欲な質屋の老婆を殺した。彼女の存在は社会にとって害毒だと思ったからである。彼の妹ニコル(ウラ・ヤコブソン)は、初老の醜い金持モネスチエ(ベルナール・ブリエ)と婚約し、金をもらって兄の生活を救おうとする。しかし彼は、これを汚れた金だといって受取らず、不慮の死をとげたアルコール中毒者の一家に与えてしまった。そこで、この家の娘で春をひさぐリリイ(マリナ・ヴラディ)を知った。一方警察は老婆殺しの容疑者としてペンキ塗職人アンドレ(ローラン・ルザッフル)を逮捕し、彼は刑事の強引な尋問によって、自分が殺したと自白してしまった。しかし警部のガレ(ジャン・ギャバン)は、ルネを真犯人だとにらみ、彼の良心に訴える。またモネスチエは、ルネの犯罪証拠をつかみ、これを種にニコルとの結婚を承諾させようとするが、ニコルが最後まで兄をかばうので、希望を失い自殺した。リリイはルネに、どんなに逃れても罪の意識からは逃れられない。神にのみすがって自首してくれとすすめる。はじめは自らの正義を主張したルネも、リリイへの愛と次第に大きくなる良心の責苦から、遂に母やリリイと別れて、ガレ警部のもとへ自首して出るのだった。


解説

ドストエフスキーの「罪と罰」を「幸福への招待」のシャルル・スパークが、全く現代風に置きかえた脚本にし、「二百万人還る」のジョルジュ・ランパンが監督した文芸篇。撮影監督は「河」のクロード・ルノワール、音楽は「われら巴里ッ子」のモーリス・ティリエ。主な出演者は「不良の掟」の監督で俳優出身のロベール・オッセンと「野性の誘惑」のマリナ・ヴラディの夫妻を中心に「ヘッドライト」のジャン・ギャバン、「夏の夜は三たび微笑む」のウラ・ヤコブソン、「洪水の前」のベルナール・ブリエ、「快楽」のガビ・モルレ、昨年来日、東宝「裸足の青春」に出演したローラン・ルザッフルなど。


配給映配
制作国フランス (1956)
ジャンル 

1957年04月26日より



スタッフ

監督
脚本
原作
製作
撮影
音楽

キャスト

俳優名役名
ロベール・オッセン (Robert Hossein)Rene Brunel
ジャン・ギャバン (Jean Gabin)Commissar Gallet
マリナ・ヴラディ (Marina Vlady)Lili
ウラ・ヤコブソン (Ulla Jacobsson)Nicole
ベルナール・ブリエ (Bernard Blier)Antoine Monestier
ガビ・モルレ (Gaby Morlay)Brunel's Mother
イベット・エティバン (Yvette Etievant)Therese Marcellin
ジュリアン・カレット (Julien Carette)Pierre Marcellin
ローラン・ルザッフル (Roland Lesaffre)Andre Painter
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