熱い手

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

パリの八月はバカンス(避暑休暇)の季節である。ある日、後家のラコスト夫人は、避暑地に出かけるため猫をあずけに出かけ、犬猫あずかり所でジャン・レキュイエという四十男と知りあった。サン・ラザール駅のカフェの給仕である彼は、巧みにラコスト夫人に言い寄った。そしてラコスト夫人は、不幸なレキュイエの息子のためという名目で、バカンスのために貯えた十万フランを彼に与えた。レキュイエには、二十歳の若い情婦イベット(マーシャ・メリル)がいた。十万フランはお腹の子供を処理するために、イベットがレキュイエにねだっていたお金だった。ところが、イベットには若いボーイ・フレンド、ミッシェル(ジャック・シャリエ)がいた。イベットが妊娠しているとは実はまっかな偽り。彼女はミッシェルとイタリア旅行に行くために、十万フランが欲しかったのである。十万フランはイベットの手からミッシェルにわたった。ミッシェル青年は悩んでいた。クリスチャーヌ(フランカ・ベットーヤ)という大金持の娘が近頃彼の気をひいてくる。彼は、美しいが貧しい育ちのイベットより、金持の娘のクリスチャーヌの方に心をひかれるのである。彼は、クリスチャーヌに愛の証拠として十万フランを与え、彼女とともにイタリア旅行にでかける決心をした。しかし、クリスチャーヌは、本当は金持の邸宅の門番の娘だった。自分のような貧しい、美しくない娘は、幸福をだまし取るよりしかたがないというのが、彼女の人生観である。彼女は十万フランを貧しい祖母に与え、スクーターでミッシェルとイタリアへの旅に出た。その頃、ラコスト夫人は、猫をとりに犬猫あずかり所に出かけた。レキュイエがあずけた猫を自分の猫といっしょにかえしてもらい、一人でとぼとぼ孤独な家へと歩をはこんだ。


解説

八月のパリに暮す人間達が織りなす皮肉なドラマを描くもの。俳優兼脚本家として著名なジェラール・ウーリーの第一回監督作品。彼自身と「忘れえぬ慕情」のジャン・シャルル・タケラ、「今晩おひま?」のジャン・クロード・ピションが脚本を書き、ウーリーとピションが台詞を書いた。撮影はアンドレ・ビラール。出演は「今晩おひま?」のジャック・シャリエ、新人マーシャ・メリル、「わらの男」のフランカ・ベットーヤのほか、ポーレット・デュボー、アルフレ・アダンら。製作レオン・カネル。


配給映配
制作国フランス (1959)
ジャンル 

1960年05月17日より



スタッフ

監督
脚本
台詞
製作
撮影
美術
編集

キャスト

俳優名役名
ジャック・シャリエ (Jacques Charrier)Michel
マーシャ・メリル (Macha Meril)Yvette
フランカ・ベットーヤ (Franca Bettoja)Christiane
ポーレット・デュボー (Paulette Dubost)Mme Lacoste
アルフレ・アダン (Alfred Adam)Lecuyer
Nina Francietti (Nina Francietti)Mere Yvette
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