新・二等兵物語 めでたく凱旋の巻

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

オワイ屋の横田番作は一枚の赤紙によって中部部隊に入隊した。三ヵ月後、横田は初年兵教育係を命じられた。私的制裁を防止する方法としてその辛さを知っている二等兵の中から出したほうがいいという浅田見習士官の提案によってであった。初年兵として入隊してきた者の中に、親友の花岡茶吉とその使用人辺谷、釜田、北風、林らの姿を見出して横田はびっくりした。上等兵の服を着た横田は気を良くして初年兵を前に気合いの入った訓示を与え、激しい訓練を重ねていった。しかしへマをしでかす兵隊を横田は何かとかばってやるが、時にはそれがばれて意地の悪い中村、菅原、九堂等上等兵に焼きを入れられた。やがて、横田達は中支の最前線に出発した。方向を誤って敵軍の後方へ入りこんだ中隊は進退きわまってしまった。真田隊長は、決死隊を募り敵の火薬庫を爆破、その混乱に乗じて脱出しようと図った。その隊長が浅田見習士官と決まるや、横田と花岡は決死隊を志願、原住民に変装して敵陣にもぐりこんだ。運よく敵の司令官室に忍びこんだ二人は、陳少将と朱大尉を捕虜とし、陳と朱になりすまして運大佐、竜少尉ら敵の目をかすめ、女兵の陳芳来少尉に「火薬庫を爆破すれば両軍共に多大の犠牲を出す。その無駄をなくすため一時間だけ全兵隊を演習に出して日本軍を無事に通してほしい」と、熱心に説得した。しかし、この計画と二人が日本兵であることが、軍物資を横流しして自己の栄達を計っている運大佐一味の耳に入り、運は早速全兵力を野外演習に出したと見せかけ、一部の精鋭を密かに待機させた。「うまく事は運んだ」と、横田と花岡は陳と朱の体を自由にしてやり、喜び勇んで隊に帰ってきた。やがて、運の策謀があるとも知らず敵陣に近づく日本軍に、危機は刻一刻迫りつつあった−−。


解説

おなじみ二等兵物語シリーズの第十話で、「新・二等兵物語 敵中横断の巻」の安田重夫の脚本を、「親バカ子バカ」の酒井欣也が監督した。撮影は「敵は本能寺にあり」の石本秀雄。


配給松竹
制作国日本 (1961)
ジャンル 

1961年01月15日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
伴淳三郎横田番作
花菱アチャコ花岡茶吉
大村崑大村二等兵
芦屋小雁小雁二等兵
芦屋雁之助雁之助班長
堺駿二深井大尉
五味勝雄真田中尉
高野真二浅田見習士官
上田寛伊藤准尉
笹川富士夫森本伍長
館敬介池田伍長
山路義人中村上等兵
森八郎菅原上等兵
青山宏九堂上等兵
山内八郎青山一等兵
葉山正男松本一等兵
大泉滉辺谷二等兵
宮坊太郎炊事兵
林家珍平北風二等兵
滝沢ノボル林二等兵
羅生門綱五郎 (Tsunagoro Rasyomon)伊賀岩三二等兵
曽呂利祐平若月二等兵
池田恒夫渡辺二等兵
吉田豊明長谷川二等兵
峯京子幾代
高山裕子為子
目方誠英吉
渡辺篤陳少将
清川玉枝陳芳来
西田智呉中尉
名和宏運大佐
雲井三郎竜少尉
天王寺虎之助宋伍長
石井トミコ紅蓮
佐乃美子玉華
島ひろし下宿の人
ミス・ワカサ下宿の人
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