巣立ちのとき 教育は死なず

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

長野県私立篠ノ井高校。退学者をださず、全国から非行生徒も受け入れている。四月。ダンプとあたなされる女体育教師、大村のクラスに二人の生徒が転入してきた。京都の織元の娘、岡島伸子は家出、喧嘩、喫煙をくり返すツッパリ少女。伸子の親は、手に負えないと、百五十万円の現金と娘を置いていった。「捨てるなら、拾ってやろうじやないか」と叫ぶ校長。もう一人は、諏訪の裕福な開業医の息子、高田陽二。医者になることを当然とする父が恐ろしく、兄、姉も一流大学に通っていることから、陽二の心はうっ屈している。伸子は登校拒否を続け、喫煙をし、マニキュアをしている。そんな伸子に大村は「今日は何本減った。西陣織りにマニキュアは必要ないだろう」と話す。伸子のツッバリに微妙な変化が起り始める。校内で続いていた万引事件が、近くの商店街にまで及んだ。高田の仕業だ。彼の処分をめぐって職員会議は紛糾した。そして、校長が高田を自宅に引き取ることにする。かつて、非行生徒をポンポン退学させ、生徒が激減した結果、自分たちの首を締めていることに気づき、一人も退学者をださないと結束した教師たちも、校長の姿に自信を取り戻す。そして、大村はついに、高田の心をとらえた。「あの両親は、子供を自分の持物としている。自立させねば」“先生、助けてくれ”と泣き叫ぶ高田の顔に夕陽が美しく映えていた。医者の親でさえなおせなかった高田の苦しみをついに教師たちは除去したのである。夏休み。帰郷を嫌がる伸子を、元番長で今、生徒会長の海沼と民子が送り出した。大村の配慮である。まだ伸子の心は閉ざされているが、大村は確信していた。彼女もきっと立ち直ると……。


解説

絶対に退学者をださないという教育方針をつらぬく高校を舞台に、全国から集まった落ちこほれ生徒と教師のふれあいを描く。若林繁太の同名の原作の映画化で、脚本・監督はこの作品がデビュー作となる板谷紀之、撮影は「三本足のアロー」「くるみ割り人形」の杉田安久利がそれぞれ担当。


配給共同映画全国系列会議
制作国日本 (1981)
ジャンル 

1981年11月14日より



スタッフ

監督
脚本
脚本協力
原作
企画
製作
プロデューサー
撮影
美術
装飾
音楽
録音
照明
編集
製作主任
助監督
スチール

キャスト

俳優名役名
長門裕之 (Hiiroyuki Nagato)校長
江利チエミ (Chiemi_Eri)大村
陶隆司教頭
新田昌玄臼田
長谷川哲夫大山
伊藤めぐみ赤沢
宮崎達也坂口
望月太郎渡辺
倉地雄平吉本
小林尚臣牧内
磯村みどり里入
津田伸山岡
梅津栄石川
丸山信二関屋
小林伊津子大野
藍野憲治荒川
上田忠好小西
野田産吉町田
小沢弘治村尾
谷口孝司安藤
町田博島川
矢島和子ミッちゃん
江幡高志用務員
佐瀬陽一高田陽二
桐原五月岡島伸子
三上博吉野広
細川久美藤本由香
宮田州海沼
山崎忠司和田
斉藤建夫宮坂
大谷貴志久保田
森井清次滝沢
松崎竜夫鈴木
斎藤薫子民子
大網めぐみよし子
森ひろみつね子
南風洋子校長夫人
村瀬幸子おばあちゃん
渡辺みえ厚子
若ゆかり正子
上村和也茂夫
亀井光代臼田夫人
佐藤万理大村奈津子
鈴木瑞穂 (Mizuho Suzuki)高田の父
佐々木すみ江高田の母
夢路いとし岡島の父
絵沢萠子海沼の母
立川雄三鈴木の父
大原穣子鈴木の母
保科三良卒業生の父
福原秀雄農民
小原一也信農学園教師
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