サラリーマン手帖 夢を失わず

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

大塚電機の総務部に勤める杉子は、株で百二十万円も貯めているチャッカリ娘である。将来は大好物のカレーライスの店を開きたいと夢みている。彼女と机を並べる同僚の周三は徹底した浪費家だが、二人は心の中では好意を寄せあっていた。大塚電機の社長大塚は、荷車曳きから叩きあげた立志伝中の人物だが、社員に対して貧乏人幸福論をぶつのが日頃の癖である。しかし、杉子たちの仲間ではマネービルが大流行で、秘書課長の花園に指導をうけていた。彼は若い女の子にあまく、杉子にも求婚した。杉子は証券会社で、宗武という周三の先輩と知りあった。宗武は経済研究所をやっている財産家だった。周三は、ふとしたことから社長の息子太郎が、キャバレーの女給広子とただならぬ関係になっていることを知った。広子は太郎の子を宿したといって社長邸に押しかけた。周三は広子に太郎のことを諦めさせようとするが、逆に広子は周三にぞっこんといった有様だった。その頃、杉子は宗武に十万円の月給で秘書にならないかと勧められていた。カレーライスの店を開くなら融資もするという。さすがの周三も不愉快になり、ヤケ酒をあおった。大塚電機の株が異常な値上りをみせた。意外にも、宗武が会社のっとりを図っていたのだ。しかも、情報を流していたのは秘書課長の花園だった。周三は宗武の許を訪ねたが、軽くあしらわれてしまった。宗武の黒幕には、舞台剣之介という財界の大物がひかえているのだ。しかし、舞台は風変りな老人で、宗武の卑劣なやり方を聞くと、すべてを水に流し、事態は解決した。功績を買われた周三は、新設の札幌支店長に栄転することになった。札幌に赴任する当日、羽田空港には、周三と並んで杉子の幸福そうな顔があった。


解説

源氏鶏太の新聞連載小説を、椎名利夫と渡辺臣蔵が脚色し、「明日はいっぱいの果実」の斎藤正夫が監督したサラリーマン喜劇。撮影は「甘い夜の果て」の成島東一郎。


配給松竹
制作国日本 (1961)
ジャンル 

1961年07月26日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
桑野みゆき小高杉子
三上真一郎喜多周三
佐野周二大塚吾助
水上令子大塚信子
山本豊三大塚太郎
南原宏治宗武竜之介
左卜全舞台剣之介
炎加世子舞台広子
峯京子舞台咲子
西村晃花園幹男
田中美智子品田恵子
図司ハルナ片山秀子
国景子大隅洋子
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