西陣心中

上映スケジュールはコチラ!

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

野沢ゆみにとって会社の上司・井上はとても優しい人だった。その井上が、ゆみと無理心中をはかり、ゆみは助かったが、井上は死亡。井上の妻に罵倒されたゆみをなぐさめ、力づけたのは、刑事の西川であった。彼はゆみに故郷へ帰ることをすすめたが、彼女は故郷へはもどらず、京都の町へ。ふとしたことから京都のデートクラブで働くことになったゆみ。ある日、クラブの女将・とよに連れられデパートへ行き、そこで絢爛たるつづれの帯をみつける。西陣、そこは京千年の夢を織りつづける伝統の町。ゆみは西陣で、博之という老舗・吉嘉商店の職人を見つけ、なぜかいつまでも忘れられなかった。ゆみはとよのクラブをやめ、西川刑事を保証人に立てて、吉嘉商店に務めることにした。そして、博之の仕事場をみつめるゆみ。十本の指がしなやかに、踊るように金糸銀糸を織り上げていく。そして、ゆみと博之の間には、確実に愛がめばえはじめていた。ある日、二人で琵琶湖に、白鳥を写生がてらデートした。家へ帰ると、嘉助夫婦がゆみに縁談をすすめた。しかし、彼女には、何か悪い魔性といったものがついているかのように、この縁談の相手も事故にあい重傷を負う。クラブ時代に一度ゆみと関係のあった宮崎が現われ、彼女のことを全員に話すとおどかしたが、その宮崎も、そしてママのとよまでもが血にまみれていった。そして、博之とゆみの間は、残った嘉助・はまによってさかれ、博之は白鳥が二羽舞いとぶ、すばらしい帯地を織るのであった。そして、ゆみと博之の二人は、やすらい祭りの晩にビルの屋上から、博之の織りあげた、白鳥の舞う帯を二人でまき、それは、白い二羽の白鳥がたわむれ、遊んでいるかのように飛びおりるのであった。


解説

高林陽一監督のATG作品の第三作目。古い伝統を持つ西陣の町を舞台に、西陣織りの織り手と無理心中を失敗した女との恋物語。脚本は「日本の仁義」の高田宏治、監督・撮影は「金閣寺」の高林陽一がそれぞれ担当。


配給ATG
制作国日本 (1977)
ジャンル 

1977年10月15日より



スタッフ

監督
脚本
原案
企画
撮影
美術
録音
照明
編集
製作進行
助監督
スチル

キャスト

俳優名役名
島村佳江野沢ゆみ
光田昌弘立野博之
土屋嘉男吉田嘉助
楠侑子吉田はま
成田三樹夫宮崎慎一
山田吾一野村朝夫
大泉滉山下恒造
名古屋章西川信雄
中尾彬 (Akira Nakao)矢野
三原葉子大島とよ
白川和子 (Kazuko Shirakawa)井上の妻
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック