順子わななく

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

宮子は、父親の知人であった北島トヨの家の二階に間借りしていた。トヨは気の強い女であったが、どこか影のある宮子の面倒をよくみてくれた。ある日、昔別れた辰吉の消息を源二から聞きだした宮子は、上野のある寿司屋に向かう。小窓の隙間から中を伺う宮子の目に、いきりたつ体をぶつけ、信江を攻める辰吉の姿が写った。辰吉を忘れられない宮子は、夕暮れの隅田川畔に佇み、むなしさと苛立ちのあまり、いい寄ってきた中年男を思いっきり殴ってしまうのだった。夜のネオン街をさまよう宮子は、自暴自棄になり、酒場で知り合った男に抱かれ、辰吉の面影を追い続ける。辰吉への思いを清算しようと決意した宮子は、彼の店を訪ね、自分を抱いてくれと哀顔する。辰吉の腕の中で、宮子は昔の下町を思い出す。走馬燈のように宮子の脳裏をかすめる昔の辰吉の姿。二人の後をつけて来た信江は、安宿の前で辰吉が出てくるのを待っていた。辰吉の姿をみつけ、泣き崩れる信江を、辰吉は優しく抱き寄せる。遠ざかる二人の姿を見送る宮子の目に涙が潤んでいた。浅草の節分会で、坂田に励まされた宮子は、辰吉の面影をふりきって生きる事を決意する。何もかも忘れ、無心に豆を拾う宮子の姿を、坂田は優しく見守るのだった。


解説

下町を舞台に、過去の男への思いを捨てきれずに彷徨する女の姿を描く。脚本は「団鬼六 〈黒い鬼火〉より 貴婦人縛り壷」のいどあきお、監督は「先生のつうしんぼ」の武田一成、撮影は「16歳・妖精の部屋」の姫田真佐久がそれぞれ担当。


配給にっかつ
制作国日本 (1978)
ジャンル 

1978年03月04日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
制作補
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
助監督
スチール

キャスト

俳優名役名
宮下順子 (Miyashita Junko)花村宮子
殿山泰司 (Taiji Tonoyama)坂田泰造
絵沢萠子坂田保子
遠藤征慈由井辰吉
桐谷夏子野間信江
江角英明杉森源蔵
田中小実昌杉森金太
麿のぼる町田元夫
森川麻美はるみ
武知杜代子北島トヨ
清水国雄北島朝夫
榊原めぐり飯森ハル
関悦子呉服屋の内儀
谷口永伍酒場の男A
影山英俊酒場の男B
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