英霊たちの応援歌 最後の早慶戦

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

昭和十八年春、文部省は六大学野球連盟の解散を厳命する。この知らせに早慶両校の部員は「もう一度早慶戦をやりたい」と願う。早稲田実業からバッテリーを組んで来た三上哲男と秋山信吾もその一人だ。数数の困難を乗り込え、試合は十月十六日に開かれた。しかし、三上は、第十三期海浜予備学生を志願して入隊し、この試合に参加出来ず、土浦海軍航空隊近くのレストランで、早大が勝利した記事を読んだ。試合後、両校校歌が斉唱され、感動にうわずった両校部員は、こんどは戦場で会おうと叫ぶ。十二月九日、三上、本田耕一、相田暢一は横須賀第二海兵団二等水兵として入団。米軍がマーシャル群島に上陸した昭和十九年二月一日、三上たちは、第十四期海軍飛行予備学生に合格、五月、土浦から鹿児島出水海軍航空隊に配属された。米軍が沖縄に上陸した頃、秋山は三上たちがいる航空隊に教官として配属され、全兵力が結集する九州に向かう。宿舎の黒板には特攻隊として死んでいった十三期生の書いた銀座の地図があり、一軒ずつ店の名が書かれていた。ところどころに空白があり、銀座に強い慶応勢が黒板の前に集まり、それをうめていく。いよいよ秋山たちも、特攻隊として飛行機に乗ることになった。奄美大島上空、秋山中尉以下十三名は、敵機を発見。グラマンとの激烈な空中戦で三上は両眼をやられてしまう。「秋山、見えない、突っこむまで誘導してくれ」「了解。サインを出すぞ、外角低め、もっと低め、そこでシュートだ。シュートをかけろ!」炎に包まれながら三上機は突っこみ、敵空母は爆発、炎上した。「ナイスボール、ストライクアウトだ」叫んだ秋山も黒煙と真っ赤な炎の中に消えていった……。


解説

昭和十八年十月十六日戸塚球場で行なわれた最後の早慶戦の後、出陣学徒として散華していった若者たちを描く。東京12チャンネルが開局十五周年を記念して製作。神山圭介の同名の小説の映画化で、脚本は「炎の舞」の山田信夫と「ダイナマイトどんどん」の岡本喜八の共同執筆、監督も同作の岡本喜八、撮影は「青春の門 自立篇(1977)」の村井博がそれぞれ担当。


配給東宝
制作国日本 (1979)
ジャンル 

1979年11月03日より



スタッフ

監督
脚本
原作
製作総指揮
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
監督補
助監督
スチル

キャスト

俳優名役名
永島敏行 (Toshiyuki Nagashima)秋山信吾
勝野洋相田暢一
本田博太郎 (Hirotaro Honda)本田耕一
中村秀和三上哲男
山田隆夫正木藩
竹下景子 (Takeshita Keiko)蓮見葉子
大谷直子 (Otani Naoko)照代
小畠絹子三上きよ
水野久美秋山貴子
八千草薫 (Yachigusa Kaoru)坂本美佐子
田中邦衛 (Kunie Tanaka)笠間上飛曹
岸田森寺本少佐
小野寺昭飛田忠英
中谷一郎 (Ichiro Nakaya)須藤司令
山本麟一土浦航空隊司令
殿山泰司 (Taiji Tonoyama)屋台の親爺
仲谷昇平井慶応野球部長
東野英治郎 (Eijiro Tono)飛田穂州
役所広司 (Koji Yakusho)
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