旅路 おふくろさんより

上映スケジュールはコチラ!

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

慎吾は、注文のケーキを作りながら幼い日に去った母のことを思っていた。その夜、慎吾のアパートに、兄の尭が愛人の亜希を連れて訪れた。今のヤクザな生活から足を洗い、母を捜すためにブラジルに行こうというのだ。しかし、三百万の穴をあけた尭を見逃す程、組織は甘くはなかった。危険を察した二人は、清水での再会を告げ逃亡した。数日後、二人は清水港のはずれにあるさびれたバー「かもめ」に足を踏み入れた。ママの絹枝は、海を忘れられない元船長の相手をしているところだったが、入ってくるや、苦痛を訴えて倒れた亜希が妊娠していることを知った。一方、遠足帰りの孤児を乗せたバスに便乗した慎吾は、若い保母洋子の清らかさに魅かれた。清水港に着いた慎吾は、船長の家に厄介になった。しかも、岸の家で、一人娘の洋子に再会することができたのだ。二日後、船長は死に、洋子と絹枝の安らぎを無残に打ち砕いた。絹枝は酔い呆れ、荒れた。尭はなぐさめの言葉もないまま、自分を捨てた憎い母のことを語った。開き入っていた絹枝は驚ろいた。十数年前、夫の情事を許せず、家を捨てた自分の過去に思い当る節があるからだった。亜希が二階で見つけた一枚の写真がその事実を証明していた。思わぬ邂逅に尭は呆然とした。混乱した頭で港をさすらう尭の脇腹に、冷たい銃口が押しあてられた。男に三百万の返済を迫られた尭は、絹枝に金を揃えてくれるよう電話で依頼した。全てを悟った絹枝は、わが子のために店を売り、指定の場所に金を届けたが、尭は撃たれた。病院で意識を回復した尭と絹枝の間に和解の言葉は必要なかった。だが、すでに慎悟の乗った船が、ブラジルに向って岸壁を離れようとしていた。


解説

「波止場女のブルース」「望郷(1971)」に続く森進一の歌謡映画。脚本は助監督の三村晴彦と「内海の輪」の斎藤耕一。撮影は「喜劇 猪突猛進せよ!!」の堂脇博がそれぞれ担当。


配給松竹
制作国日本 (1971)
ジャンル 

1971年07月10日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
助監督
スチール

キャスト

俳優名役名
森進一北村慎吾
田村正和 (Masakazu Tamura)北村尭
加賀まりこ (Kaga Mariko)亜希
尾崎奈々洋子
月丘夢路絹枝
加藤治子おばさん
辰巳柳太郎船長
笈田敏夫サングラスの男
阿部希郎サングラスの男の仲間
小田草之助佐伯
槙摩耶幸子
呉恵美子千代
今井健太郎事務員
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック