毘沙門天慕情

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

神楽坂の爼家ぽん助は、明治から“たいこもち”の芸を伝えて来た芸人で、今では国宝クラス。彼の倅の鯉次郎は親父と違って歌も唄えば、ドラムも叩くという現代青年で、“たいこもち”としてのひと通りの芸はできるが、“たいこもち”を嫌って妹のヒカルと一緒に、スナックを経営している。ある日、鯉次郎は、毘沙門天の境内で、チンピラに絡まれている芸者・万弥を助けた。以来、万弥は鯉次郎に想いを寄せるようになった。そんな時、ぽん助が、馴染客の権田原のお座敷で、熱演のあまり、二階の手摺から落ちて、即死してしまった。ぽん助の突然の死、そして遺言のテープを聞くに及んで、さすがの鯉次郎も涙を浮かべた。ぽん助が残してくれた唯一の財産は、鯉次郎の身体にとりついている芸だけである。「俺はやるぞ、昭和二ケタの日本のタイコモチになる」と鯉次郎は決心するのだった。そんな鯉次郎を、万弥、ぽん助の弟子で破門となったやくざニコライの鐘吉、料亭の女将などが暖かく見守っていた。ある日、鯉次郎にスケバンおみちから、喧嘩状が届いた。万弥を襲ったチンピラを痛めつけたおとし前をつけろ、というのである。そのおとし前とは、おみちを抱いて女にすることだった。鯉次郎は言う通りに、おみちを抱いた。だが鯉次郎に惹かれている万弥は黙っていない。万弥はおみちを毘沙門天境内へ呼びだした……。


解説

砂塚秀夫が自ら、企画・製作し、花柳界にあって今もなお、その伝統を現代に伝えて粋な笑いふりまく“たいこもち”の泣き笑いを描く。脚本は「着流し百人」の松浦健郎、監督は「男の挑戦(1968)」の土居通芳、撮影は永井仙吉がそれぞれ担当。


配給東宝
制作国日本 (1973)
ジャンル 

1973年05月19日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
助監督
スチール

キャスト

俳優名役名
砂塚秀夫爼鯉次郎
西村晃ニコライの鐘吉
北条希功子芸者万弥
石山健二郎大臣権田原
青山ミチスケバンおみち
大泉滉ヒーター
みた杏子爼ヒカル
曽我廼家一二三山吉
伴淳三郎勘平
旭瑠璃金太郎
レッツゴー三匹少女
由利徹熊子
須賀不二男金田
淡島千景 (Chikage Awashima)女将
田浦正巳古林
南廣船形
ジャイアント馬場レスラー
佐山俊二
戸塚睦夫
毒蝮三太夫
酒谷明良アンマ
富田仲次郎親分
森健二運転手
三木のり平神父
森繁久彌 (Hisaya Morisige)爼ぽん助
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