桜田門

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

アメリカの領事タウンゼンド・ハリスが開国通商を迫って下田に現われた。下田奉行井上信濃守は狼狽したが幕府も攘夷開国の両派に分れ論議を戦わせるだけ。信濃守はハリスに下田芸者お吉を近づける。ハリスは将軍との面接を希望するが実現しない。当時、将軍家定は病弱、水戸斉昭は世継ぎに自分の息子慶喜を推したが、攘夷派の急先鋒斉昭に幕府の主導権を握らせると一大事、諸侯は彦根城主井伊直弼を大老職に起用、斉昭を抑え難局を収拾させることとした。直弼は世継ぎに紀州慶福を決め、家茂と改名、十四代将軍に就けた。一方、直弼は長崎帰りの勝麟太郎の意見を聞き、攘夷派の圧力を排除して独断でアメリカとの通商条約を結ぶことにした。この大老の専断は水戸の浪士を先鋒とする国中の攘夷派を刺激した。「大老斬るべし」の声は広がったが直弼は浪士たちを投獄し条約を調印、国威を宣揚するため勝麟太郎を咸臨丸に乗せアメリカへ向かわせた。三月三日、桃の節句には珍しい雪が降りしきる。妻の昌子に送られ邸を出た直弼の行列が桜田門外にさしかかった。このとき、待ちかまえた水戸浪士数十名が直弼に襲いかかった。有村次郎左衛門の一刀が直弼の体を刺す。苦痛に顔を歪めながらも、「若者たちよ目を開くのだ。目をあけて広い世界を見るのだ。すぐに新しい世界が……」と呟いて直弼はこと切れた。


解説

「濡れ髪牡丹」の八尋不二の脚本を、「唄は峠を越えて」の西山正輝が監督した井伊大老の半生記。「晴小袖」の武田千吉郎が撮影した。


配給大映
制作国日本 (1961)
ジャンル 

1961年05月17日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
長谷川一夫井伊掃部頭直弼
高松英郎 (Hideo Takamatsu)勝麟太郎
浦路洋子お久
二代目水谷八重子 (Yaeko Mizutani)お吉
二代目中村鴈治郎水戸斉昭
高峰三枝子昌子の方
鶴見丈二鶴松
林成年山岡鉄太郎
加茂良子お福
見明凡太朗 (Bontaro Miake)長野主膳
千葉敏郎堀江芳之助
杉山昌三九松平伊賀守
清水元伊佐新次郎
丸山修宇津木六之丞
香川良介堀田備中守
ピーター・ウィリアムスタウンゼンド・ハリス
高倉一郎慶篤
羅門光三郎金子孫二郎
葛木香一金右衛門
南部彰三九条尚忠
南条新太郎徳川家定
市川謹也脇坂中務大輔
寺島貢安島帯刀
嵐三右衛門井上信濃守
原聖四郎岩瀬肥後守
伊達三郎 (Saburo Date)高橋多一郎
三角八郎三造
舟木洋一信田仁十郎
アンス・ピーターセンヒュースケン
ニック・ボボロフジェムス提督
バッブ・ストリックランドフォート艦長
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