うっちゃり姫君

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

御三家の一つ尾州藩の百合姫はとんでもないはねっかえりで家臣を困らせていた。その百合姫に今評判のよくない老中田沼意次の息・意知との縁組が知らされる。百合姫は憤然として断わろうとするが、いったん考えなおした末、直接自分の眼で意次親子の悪業をたしかめようと、江戸に出ることにした。その夜姫は彼女の安息所天守閣の屋根に登り町を眺めていた。そこへ柿の木金助という泥棒が現れて金の鱗をはぎとろうとした。だが姫の機知は金助をへこませて彼を追っぱらってしまった。その翌朝、姫は置き手紙を残して町娘姿で東海道に飛び出した。東海道の道中で姫は再び柿の木金助に会った。金助はスリのお蓮をケシかけて前夜の恨みをはらそうとするが、またも姫にやられてしまい、三人は何となく道中を一緒にすることになった。道中の珍談はいろいろと続く。腹をへらした浪人仙十郎との出会い、賭場での大勝利、関取栃若の相撲甚句に聞きほれたり。そして偶然出会った京都の公卿の娘、淑姫が田沼の金力の犠牲となり意知に輿入れしようとしていることを知る。同時に二人の女を物にしようとしている意知に、百合姫は思い知らせねばと決心するのだった。江戸に入った百合姫は、今は味方となった金助やお蓮の助けを得て、淑姫になりすまし、まんまと意知から「百合姫は家門のためにめとるだけ」という一札をせしめたのだった。その時百合姫と名乗る淑姫が現れ意知は大あわて。両方の姫を屋敷に閉じ込めてしまうが、意知が殺し屋としてやとっていた東海道の腹ペコ浪人仙十郎、実は幕府の目附役が二人を救ってくれた。そして翌日の将軍の観桜会で、意知の悪事の数々は、目附役仙十郎の調書や百合姫の取った逃れられぬ一札の下に見事あばかれたのだった。


解説

「潮来笠」の西村八郎の脚本を、「小次郎燕返し」の田坂勝彦が監督した明朗時代劇。「寄切り若様」の竹村康和が撮影した。


配給大映
制作国日本 (1961)
ジャンル 

1961年05月10日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
弓恵子徳川百合姫
岸正子西大路淑姫
浦路洋子おさらばお蓮
丹羽又三郎柿の木金助
中村豊岡島三郎太
富士川博子侍女浪路
島田竜三陣場仙十郎
小堀明男田沼意知
東良之助岡島甚左衛門
南部彰三阿部左京之亮
尾上栄五郎大井備前守
南条新太郎将軍家治
水原浩一根来重四郎
寺島雄作太田原十内
栃若力士栃若
原聖四郎筒井近江守
伊達三郎 (Saburo Date)浜松の宿場役人
玉置一恵虎の胴元
堀北幸夫関所役人河村
福井隆次田沼家々臣横田
浜田雄史からすの三次
大林一夫虎の乾分吉松
安田祥郎田沼家々臣越山
渡辺満男虎の乾分勘次
鶴賀二郎虎の壷振り
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