柳生一番勝負 無頼の谷

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

柳生十兵衛は十年振りで松月の庄を訪れたが……平和な昔の面影はなく狼谷の郷土大田黒刑部、陣十郎兄弟が藩主諏訪信濃守と、家老三田村内膳と組み、秋月隼人正の病身につけこみ暴威をふるっていた。隼人正とその弟又七郎は十兵衛と師弟の間柄であった。秋月の庄を滅ぼさんとする内膳にとって十兵衛の出現は邪魔であった。内膳は暴れ者の丑之助にお前の父を殺したのは十兵衛だと扇動した。無益な争いをさけようとする十兵衛に、陣十郎達が襲いかかり丑之助は崖下に転落した。十兵衛はその丑之助を助けた。又七郎には小弓という猟師の娘の恋人がいた。二人は、人里離れた所で逢っていたが、そこで内膳指揮のもと大田黒兄弟以下が銃の試射をしているのをみて捕えられた。刑部は又七郎を囮に十兵衛を山間の谷間におびきだし、その留守を狙って秋月の館を襲った。隼人正は殺され十兵衛には鉄砲隊が待構えていた。十兵衛を慕ってつきまとう鳥追いのおもんは、十兵衛にこの危機を知らせんと寝ている丑之助に頼みこんだ。狼谷に帰った丑之助は、陣十郎の口から父の仇が刑部と知って愕然とした。十兵衛はおもんの知らせで敵の裏をかき又七郎を救出したが、刑部、内膳配下の鉄砲隊に囲まれた。そこへ丑之助が飛びこんできた。又七郎は陣十郎に向い、十兵衛の豪剣は刑部を倒した。いまはこれまでと内膳は切腹、城主信濃守には責任がなく、すべては家老内膳一人の罪であるといって死んでいった。翌日、からりと晴れた日を背中にあびながら、弟子入りした丑之助を連れて旅立っていく十兵衛の姿があった。


解説

近衛十四郎・里見浩太郎による“柳生武芸帳”シリーズの第三話。永江勇と関伊志雄の脚本を「霧丸霧がくれ 南海の狼」の松村昌治が監督、「新黄金孔雀城 七人の騎士」の脇武夫が撮影した。


配給東映
制作国日本 (1961)
ジャンル 

1961年10月22日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
近衛十四郎柳生十兵衛
山城新伍疾風の丑之助
久保菜穂子おもん
中里阿津子小弓
立原博猿の伝吉
徳大寺伸秋月隼人正
八汐路佳子菊乃
伊沢一郎源左衛門
矢奈木邦二郎喜内
佐藤洋一郎太
富家賢次五平
三島謙諏訪信濃守
原田甲子郎三田村内膳
富田仲次郎大田黒刑部
戸上城太郎大田黒陣十郎
加藤浩有馬兵衛
雲井三郎鬼倉大機
阿波地大輔天堂梅軒
晴賀俊介玄琢
源八郎鬼百合の亭主
春川ますみ (Masumi Harukawa)お秋
鈴木金哉武芸者風の侍甲
有川正治武芸者風の侍乙
松田金次郎少年時代の丈太郎
舟越正雄伝令
富永佳代子およし
双葉香おまち
富士薫おとき
吉井鏡子おすず
松川純子おちよ
里見浩太朗 (Kotaro Satomi)秋月又七郎
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