警視庁物語 十九号埋立地

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

埋立地の建設現場。フォーク・リフトがすくい上げた土の中から、一本の手が珠数をかけたままだらりと宙に下がっていた。検死の結果、絞殺後一カ月、年齢は四十歳前後、身長一メートル七〇、特徴として歯ならびの悪いことが判った。犯人捜査の手がかりは珠数しかない。林、北川の両刑事が珠数の線を引き受け、長田、渡辺の両刑事が工事現場の聞き込みに当った。仏具店で調べると最低の品物で、日々教という新興宗教のものらしいという。二人は日々教本部に行き、現場付近に住む信者二十八名の住所氏名を写しとった。折も折、人相写真を見た浅草署管内の交番から電話があった。七カ月ほど前、写真とよく似た酒乱の男を保護したが、六区辺りの露天商人らしいという。金子刑事の調べによると、輪投げの店を出していた武井の為七がそれらしい。葛飾区内の為七の下宿のおかみさんは、為七の妻初子は酒乱の夫に愛想をつかし、森中という男と世帯を持ったと、林刑事に告げた。その森中はおでん屋で、初子とは結婚の口約束までしていたのを、為七が力づくで奪ってしまったのだ。裁判所の離婚手続をとってやった向島署の生活相談係の話でそれが判った。かくて、初子が警視庁に呼ばれ、ついで森中も連行された。森中は犯行を自白した。しかし、それは愛する初子をかばってのことたった。ある晩、森中の留守中、為七が押しかけてきた。初子はこの男がいる限り自分たちは幸福になれないと思い、酔いつぶれている為七を絞殺したのである。初子が妊娠していると知って森中はやさしくいった。「待っているからね。体に気をつけて……」。


解説

長谷川公之原作、東京放送テレビ劇「岐路」から長谷川公之自身が映画用に脚色、「警察庁物語 謎の赤電話」についで島津昇一が監督、撮影もコンビの佐藤三郎。


配給東映
制作国日本 (1962)
ジャンル 

1962年07月29日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
神田隆捜査主任
堀雄二長田部長刑事
花澤徳衛林刑事
南廣北川刑事
山本麟一金子刑事
須藤健渡辺刑事
大木史朗高津刑事
桐島好夫制服警官
田川恒夫通信課員
植田貞光巡査
竹村佳子婦人警官
岩崎加根子森中初子
織本順吉 (Junkichi Orimoto)森中清
萩原正勝作業員
中村是好仏具店主
谷本小夜子
菅井きん女管理人
波多美知受付の女
山本緑女本部員
星美智子水商売風の女
大東良古本屋のおやじ
相馬剛三世話人
志摩栄庭主
杉山徳子おかみさん
檜有子
沖野一夫老人
五月藤江老妻
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