俺の背中に陽が当る

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

健三、滋の兄弟はビルの窓を磨くガラス拭きである。健三はかつてはやくざの世界でならした男であったが、いまは一粒種の康夫を中心に明かるい家庭を築いていた。ある日、ビルの置時計が盗まれ前歴を調べられた健三はクビになった。折も折、もといた山田組から小谷の使いというチンピラの透が来て、帳簿をみて貰いたいという。小谷は現組長山田を抹殺しボスの座に直る企みであったが、稼ぎのなくなった健三には札束が魅力だった。彼等の巣窟の地下室で健三は脱税のための帳簿をつくってやり、その後チャイニーズモーゼルの射ち方を教えてくれと頼まれ、標的の麻袋を鮮やかな早射ちでぶち抜いた。その夜健三の部屋には久しぶりに明かるい笑いがもれ、滋は恋人の朝子と仲の良いところを見せてひやかされていた。その頃、山田のアパートの前に蜂の巣となった山田の死体がおかれ傍にはチャイニーズモーゼルが落ちていた。康夫にせがまれて出かけた映画館の前で健三は逮捕された。だが、突然チンピラの透が組長の仇と躍り込み、健三は背後からナイフで突かれた。駈け寄った滋に健三は「俺じゃない」といって息を引きとった。警察への陳情、透との対決もすべて空しいと知った滋は、兄の汚名を雪ぐべく立ち上った。数日後、滋は小谷の事務所にのりこみ、半殺しにあった後小谷から盃を貰った。滋の活躍は華々しく、警察に留置されることもしばしばで小谷はゴキゲンだった。滋はふとしたことでウスノロのチンピラから山田殺害の真相を聞いて憤然とした。それを感づいた小谷は滋を地下室に監禁した。裏切者の子分を滋に射殺させて高飛びする計画の小谷は、康夫を楯に拳銃を握らせた。滋が一瞬のスキをみて電灯を吹きとばし、浅ましい仲間同士の射ちあいとなった。パトカーが到着した時、小谷は死んでいた。真相の一切も小谷の情婦エマがすすんで白状した。


解説

渋谷健の原作を佐原靖郎と中平康が共同で脚色、「泥だらけの純情(1963)」の中平康が監督した青春ドラマ。撮影は「非行少女」の高村倉太郎。


配給日活
制作国日本 (1963)
ジャンル 

1963年04月07日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
浜田光夫 (Mitsuo Hamada)
吉永小百合 (Sayuri Yoshinaga)朝子
内田良平健三
南田洋子 (Yoko Minamida)幸子
佐藤公明康夫
小沢直好俊夫
北見治一小谷
山内明麻生
安部徹 (Tooru Abe)山田
下條正巳白木
楠侑子エマ
小高雄二青島
深江章喜黒木
小野良赤岩
平田重四郎
野呂圭介芳ッちゃん
榎木兵衛 (Hyoe Enoki)英ちゃん
河上信夫磯部
梅野泰靖英世
佐野浅夫前田
木下雅弘洋二
星ナオミ
近江大介トニー
亀山靖博テリー
光沢でんすけピンゾロ松
玉村駿太郎坂本
石崎克巳
鈴木瑞穂 (Mizuho Suzuki)部長刑事
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