結婚の條件(1963)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

興亜化学に勤務する美貌の水戸まひるに、あちこちから話が持ち込まれたり好意を寄せてくる青年があるのは当然すぎることではあったが、まひるにしてみればただ煩わしく騒々しいだけにすぎなかった。寄宿先の実姉ますみ夫婦も知らぬ顔だが、現在まひるには会社の矢貝、義兄史郎の下に働く三好と石井の三人が好意を寄せていた。ある夜、残業で遅く会社を出たまひるは街角を曲っていく男女の後姿にはっとした。男の背恰格が史郎にひどく似ていたからである。まひるは三好に会って義兄の見張りを頼んだ。矢貝、三好、石井の三人はまひるを得るためにフェアプレーでいこうと行きつけの酒場で乾杯をしたが、その時三好は史郎が一人の女性を連れて来たことを知った。三好から話を聞いたまひるは義兄が出張から帰ってくる日、東京駅へ行った。恐らく愛人の青山瑛子という女性も来ている筈だと考えたからだ。列車から降り立った史郎が瑛子にちがいない女性に向かって笑いかけた時、まひるはとうてい太刀打できぬものを感じた。その後、瑛子はいつのまにか史郎から離れていった。瑛子は史郎の親友の未亡人だった。しかしまひるはなぜか瑛子を憎むことが出来なかった。ひっそりと立っていた瑛子の姿には、およそこんな男女の関係とは無縁の、ひどく清々しいものがあったと思う。さいわい呑気な姉はこうした事件を知らずに過すことが出来た。やがて史郎はニューヨーク駐在を命ぜられ、ますみも史郎もしきりにまひるの結婚を勧めた。遣り場のない淋しさにおそわれたまひるは、瑛子と会ってあのひそやかな声を聞きたいと思った。史郎を羽田に見送った帰り、まひると瑛子は高台にある墓地に寄った。風に吹かれて夫の墓標に見入る瑛子の姿を眺めて、まひるは自分もまた史郎を愛していたことを知った。


解説

婦人生活連載・源氏鶏太原作を「ポンコツおやじ」の才賀明と「悪名高き ろくでなし」の監督斎藤武市が共同で脚色、斎藤武市が監督した恋愛風俗劇。撮影は「夜の勲章(1963)」の岩佐一泉。


配給日活
制作国日本 (1963)
ジャンル 

1963年05月12日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
浅丘ルリ子 (Asaoka)水戸まひる
桂木洋子青山瑛子
二谷英明 (Hideaki Nitani)桜井史郎
南田洋子 (Yoko Minamida)桜井ますみ
小高雄二矢貝修治
山田吾一三好忠義
長谷百合尾上咲子
川地民夫石井鏡一
奈良岡朋子 (Naraoka Tomoko)波のマダム
河上信夫アパートの管理人
相原巨典商談の男
石崎克巳ホテルのボーイ
光沢でんすけ波のバーテン
橘田良江ウェイトレス
葵真木子小菅秋子
武内悦子女子社員A
千代侑子女子社員B
茂手木かすみ女子社員C
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