人生劇場(1964)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

青成瓢吉と夏村大蔵は、家柄が似通っていたせいか、昔から大の親友であった。瓢吉の父は吉良の仁吉親分の兄弟分。夏村は尾張一円の顔役と、たえず太い樹になれ、大志を抱け!と剛気な育てられ方をした。成人して早稲田大学に入る頃は瓢吉の家は支柱と頼る吉良常が入獄し、落ぶれていた。早大の政治科に入った瓢吉は折しも問題となっていた銅像建立騒動にまきこまれ、一躍学生の英雄となった。ある夜、学生の一団と飲み歩いた瓢吉は新橋で、幼馴染みのおりんが光竜という芸妓になっていると聞き、貧乏書生の身をうれいながら、おりんの面影をしのぶのだった。また、銅像問題はいまや教授の派閥争い、政党の勢力争いにまで及んでいた。学生運動に青春の情熱を傾けた瓢吉にも、柳水亭のお袖との恋愛に時をすごすこともあった。建学の精神を忘れ、独立の努力すらなく、派閥争いに明け暮れる早大に瓢吉は何の未練もなく帰省の決心をしたが、父瓢太郎が病にケリをつけるため、ピストル自殺をしたという悲報を受けて帰省した郷里は、義理も人情もない町で、花形だった瓢吉の家もみる影もないさびれ方であった。出獄した吉良常と瓢吉と母のおみね。朝露を踏んで瓢然とこの町を去る姿がさびしかった。


解説

尾崎士郎の同名小説を「浅草の灯 踊子物語」の棚田吾郎が脚色、「赤いハンカチ」の舛田利雄が監督した文芸もの。撮影もコンビの間宮義雄。


配給日活
制作国日本 (1964)
ジャンル 

1964年02月23日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチール

キャスト

俳優名役名
高橋英樹 (Hideki Takahashi)青成瓢吉
島村徹少年時代
二代目水谷八重子 (Yaeko Mizutani)お袖
平田大三郎夏村大蔵
滝沢修 (Osamu Takizawa)青成瓢太郎
高野由美おみね
宍戸錠 (Jo Shishido)吉良常
松原智恵子 (Matsubara Chieko)おりん
山岡久乃おりんの母
加藤嘉蒟蒻和尚
小泉郁之助夏村の父
浜村純黒馬先生
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