銃殺(1964・日本)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

昭和六年。満州事変勃発以来、軍閥は次第に勢力を強め、政治の実権を握っていった。しかし政界、財界には醜悪な疑獄事件が相ついで起り、世相は混乱していた。祖国の将来を憂える、安東大尉以下青年将校達は、指導者矢崎大将を中心に一挙革新の機を伺っていた。これを察知した、永井軍務局長等反対派は、矢崎大将を罷免し、同時に大将の崇拝者、相川中佐をも追いやろうとしたが、却って相川派のために、永井は暗殺された。革新派、指揮官の立場にある安東は、自分達の行動が、事実上天皇の軍隊と対決しなければならないことを憂い、そのために部下を不名誉な叛乱軍の名の下にさらさねばならぬことを恐れて断行に苦しんだ。しかし、そんなこととは知らぬ青年将校達は、安東の柔弱さをなじるのだった。そんな時、部下の塚本一等兵が、家族の貧苦を知り、いたたまれずに脱走し、数日後親子心中を計った。この事件を知った安東は、今の政治では、このような悲劇はあとを絶たないことを悟り、直接行動にうったえることを決意した。二月二六日早朝、降りしきる雪の中を安東隊は侍従長官邸を襲い、岡部総理、高垣蔵相、斎田内大臣、渡見教育総監を殺害し、さらに警視庁をも占領した。しかし天皇は、重臣達を殺害したことから彼等を叛乱軍と呼び、矢崎大将をはじめとする、幹部達は安東隊を裏切り責任を、安東に押しつけ、鎮圧軍をおくった。安東隊は山手ホテルにたてこもったが、部下の命を案じた安東は単身鎮圧軍の前にとび出し、部下の救命を願った。しかし望みは果せず、一同は一網打尽となり、陸軍衛戌刑務所へ送られ全員銃殺となった。


解説

立野信之の「叛乱」を「雲切獄門帳」の高岩肇が脚色「パレンバン奇襲作戦」の小林恒夫が監督した二・二六事件秘話。撮影は「暴力団」の仲沢半次郎。


配給東映
制作国日本 (1964)
ジャンル 

1964年06月20日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
鶴田浩二 (Koji Tsuruta)安東大尉
岸田今日子 (Kyoko Kishida)安東文子
佐藤慶 (Kei Sato)磯野浅二
江原真二郎栗林中尉
大村文武野田大尉
北川達也天野大尉
亀石征一郎新木中尉
南廣村山孝一
関山耕司渋谷真助
高森玄 (Gen Takamori)坂口中尉
丹波哲郎 (Tetsuro Tanba)相川中尉
南原宏治大庭少佐
原田甲子郎岩佐
志摩栄鈴木侍従長
桧侑子鈴木侍従長夫人
神田隆山上少将
浜田寅彦矢崎大将
沢彰謙小島陸相
外野村晋松山参謀次長
菅沼正永井運務局長
久保比佐志新田大佐
井川比佐志 (Hisashi Igawa)久米曹長
相馬剛三永見曹長
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