三匹の牝猫

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

母と二人で小料理屋を営む三崎葉子は、ある日、暴力団里見興行の幹部木村に、暴力で犯されたうえ、その腕にバラの刺青をされてしまった。憎悪に燃える葉子は、ナイフで木村を刺して逃れた。そんな葉子の身を案じた、流しをしている矢代は、彼女に熱海の友人の家へ行くことをすすめた。熱海に向う車中、葉子は、中年の男にしつこくからまれている女斉田みどりを助けた。ところがこのみどりは、熱海の釘貫一家の親分の情婦で、退屈しのぎに男をからかっていたというのだ。暗い想い出と勝気な熱い血を合わせ持つ二人の女は意気投合し、葉子はみどりの経営するクラブで働くことになった。熱海に着いた二人は、そこで、お上りさんに化けて、彼女を誘惑しようと、よって来るチンピラを脅迫して、金をまきあげている、牝猫まりこと、今川まりを知った。今までさんざ、男にだまされつくした三人は、今度は、身体をはって、逆に男を利用して、一財産築こうと協力を誓い合った。まず、みどりが釘貫からあずかっていた三百万円を持逃げして、三人そろって熱海を逃げだし、横浜の豪華なマンションに住みついた。やがて三人は残った金で身なりをととのえ、カモの現れるのを待った。まりは五井不動産の重役利根の息子健次を、葉子が公社の幹部林を、みどりが、ビューティーサロン会長松前を、各々自分の身体を犠牲にして、金をまきあげていた。そのころ、女たちに裏切られた里見と釘貫は必死に女たちの後を追っていた。葉子を慕う矢代は、彼女の身を思って、単身里見興行に乗りこみ、里見らを賭博の現行犯で警察に引渡した。だが、まりと葉子は、松前の毒牙にかかったみどりを救いに熱海へ車をとばす途中、執念深くまりを追う健次の車に追跡され、運転を誤って崖下に転落し、葉子は命を絶ち、まりは奇跡的に助けだされた。これを知ったみどりは、今の生活に愛想をつかし、まりから去っていった。一人残ったまりは、「……絶対男なんかに負けへん!」と執念の瞳を輝かすのだった。それが空しいこととは知りながら……。


解説

藤原審爾の原作『誘惑計画』を、「マカオの竜」の山崎巌が脚色、「愛して愛して愛しちゃったのよ」の井田探が監督した風俗もの。撮影は「鉄火場仁義」の萩原泉。


配給日活
制作国日本 (1966)
ジャンル 

1966年09月07日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
野川由美子 (Nogawa Yumiko)今川まり
水上竜子斎田みどり
八代真矢子三崎葉子
藤竜也 (Tatsuya Fuji)矢代
三崎千恵子 (Chieko Misaki)三崎辰子
二本柳寛里見
郷英治木村
玉村駿太郎
河野弘西
宮阪将嘉釘貫
野呂圭介
天坊準島田
山田禅治利根
東恵美子里子
田村清臣健次
松下達夫
紀原土耕三宅
新井麗子女将
雪丘恵介大谷
八代康二田川
木浦佑三松前
久美悦子歌手
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