お化け駕篭

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

大道易者白井左近の占いはよく当るのでいつも大繁昌であった。その客の一人武蔵屋の番頭は主人の姪お花の縁談を占ってもらいに来たが、断われといわれた。質屋伊勢屋の清次郎は来年三月三日正午までの生命だと御託宣を下され、すっかり心を入れ代えた彼は質草をただで返して歩くのだった。武蔵屋の主人藤五郎はあくまでお花を輿入させると頑張るので縁談に気のすすまないお花は家出をしてしまった。そして身を投げたが、丁度舟遊びをしていた清次郎に救われ、お互いに名も知らず、結婚の相手とも知らぬまま別れた。しかし二人はお互いを慕いあう身となってしまった。やがて三月三日が来た。死を覚悟した清次郎は生きながら盛大な葬式の後、寺へ送り込まれたが死なないことが判ると、生れかわったつもりで駕篭屋になった。その頃お花は清次郎への恋の病にとりつかれ気息えんえんの状態であった。藤五郎はお花の相手を占いに左近のもとにやって来た。左近の占いには相手はもう死んでしまったと出た。お花はそれをきき絶望して尼になろうとして、清次郎の駕篭とも知らず乗りこんだ。藤五郎と左近は後を追った。駕篭は途中で井伊大老の供先にぶつかり、ころがり出たお花は駕篭かきの清次郎とばったり顔を合せた。左近は乗物から顔を出した井伊大老を見て、またもや来年三月三日迄の生命だと予言した。翌年の方延元年三月三日、井伊大老が桜田門外で殺された頃、清次郎とお花は睦じい夫婦になっていた。


解説

「血槍富士」の脚本製作協力者の一人、民門敏雄が脚本を書き、「虚無僧変化・二部作」のコンビ、弘津三男が監督、牧田行正が撮影を担当した。主なる出演者は「柳生連也斎 秘伝月影抄」の夏目俊二、「銭形平次捕物控 死美人風呂」の小町瑠美子、「若さま侍捕物帳 地獄の皿屋敷 べらんめえ活人剣」の横山エンタツ、「鼻の六兵衛」の杉狂児、「ただひとりの人」の内海突破など。


配給
制作国日本 (1956)
ジャンル 
公式サイト公式サイトはこちら

1956年03月04日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
夏目俊二伊勢屋清次郎
小町瑠美子お花
横山エンタツ易者白井左近
杉狂児番頭久兵衛
内海突破幇間一平
千葉敏郎有村次左衛門
香川良介武蔵屋藤五郎
東良之助浄心和尚
原聖四郎井伊直弼
上田寛医者村井了庵
天野一郎番頭佐兵衛
石原須磨男新蔵
玉置一恵相模屋右衛門
西岡タツオ徳之助
大崎四郎卯吉
大国八郎差配善七
小林加奈枝おかね
金剛麗子おとき
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