水戸黄門漫遊記 怪力類人猿

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

諸国漫遊の途中、房州銚子に来た黄門、助さん、格さん、お蝶の一行は、若い女の惨死体が悲鳴とともに次々と増えるという奇妙な事件にぶつかった。裸女の背についた巨大な爪跡に黄門は小首をかしげるが折しも港の方に鋭い悲鳴が上った。駈けつけた一行は不思議な怪獣を見つけ後を追って巨船に乗込んだが船底に閉じ込められ、船はそのまま出てしまった。この船は紀州藩用船で、文左衛門や怪しい笛を吹くお浪などが乗込み一行を幕府の隠密として怪物南蛮渡来のゴリラの餌食にしようとした。ゴリラは格さんの空手チョップで退散したが一行は火薬樽に詰められ海中へ投げられた。爆音轟然、樽は四散、危いところを土地の若者佐吉に助けられ、ようよう宇都宮に着いた。ここで黄門は城中に忍び入らせた格さんとお蝶から容易ならぬことを聞いた。紀州貞光を擁する本田上野介が将軍日光参詣を機にゴリラ上覧を餌にして宇都宮城に将軍を封じ、暗殺しようというのである。ゴリラを笛で操るお浪は福島正則の遺児、文左衛門は旧家臣でこれを機会に家名再興を計画していた。急速、将軍に会った黄門は参詣の中止を忠告したが威信にかかわると強行された。日光街道で文左衛門らは南蛮渡来の巨砲を将軍一行に浴せたが意外、駕の中はカラ、事破れたと知った上野介は陰謀の洩れるのを防ぐため文左衛門一味を射殺、お浪だけは危いところを黄門に救われた。鉄砲の包囲に今や絶体絶命の将軍一行はお浪の笛に操られたゴリラの怪腕に危機を脱し、上野介は黄門の刃に伏した。日本晴の街道をお浪のじっと見送るうちに一行は行く。そのお浪をやがて格さんが迎えに来るはずだ。


解説

五都宮章人の原案により「水戸黄門漫遊記 幽霊城の佝僂男」の尾形十三雄が脚本を書き、「ほまれの美丈夫」のコンビ、伊賀山正徳が監督、杉田正二が撮影を担当した。主なる出演者は、「続源義経」の月形竜之介、千原しのぶ、「快剣士・笑いの面」の加賀邦男、「剣豪二刀流」の片岡栄二郎、「旗本退屈男 謎の決闘状」の月形哲之介、「続々獅子丸一平」の喜多川千鶴など。


配給東映
制作国日本 (1956)
ジャンル 

1956年03月26日より



スタッフ

監督
脚本
原案
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
月形龍之介水戸黄門
加賀邦男格さん
月形哲之介助さん
千原しのぶ緋牡丹お蝶
喜多川千鶴お浪
百々木直轟市兵衛
加藤正男綴弥源太
岸田一男糺三四郎
片岡栄二郎 (Eijiro Kataoka)佐吉
日高綾子母おまき
阿部九洲男泉屋文左衛門
山口勇灘右衛門
青柳竜太郎 (Ryutaro Aoyagi)雷山権太夫
杉狂児偽老公
時田一男偽助さん
富久井一郎偽格さん
津村礼司徳川貞光
永田靖本田上野介
堀正夫岩木大和
藤枝久江初瀬の局
石井一雄 (Kazuo Ishii)将軍綱吉
江原真二郎水戸綱条
矢奈木邦二郎藤田主水正
団徳麿勘助
上代悠司大賛源浄寛
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