惚れるな弥ン八

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

明治末葉、中国地方のとある城下町。大橋帳場では溝呂木弥八と曽根山半次郎の入営祝いの宴たけなわ。弥八は通称韋駄天弥ン八、半次郎と共に優秀車夫として町の人気者。二人は生れた年月も同じ仲好しだが、仕事にかけては好敵手。今日も今日とて新購入の自雷也号を競走で決めようと大騒ぎも勝負は引分け。除隊の日に持越しとなる。入営した弥ン八は脱走兵探しが機縁となり、お咲という娘と知り合う。だが弥ン八は自分の商売を呉服屋と偽ったのが気にかかり、除隊の日、一切を打ち明け逃げるように帰る。その頃故郷では親方杢次郎が病床に伏し大橋帳場の向うを張る金時帳場の乱暴者金時はことごとに圧迫を加える。除隊した二人を自分の帳場に誘った金時は、駄目と知るや人力車の競走を提案。抽せんで自雷也号の車夫は弥ン八と決まるが、同僚友之助から、くじはインチキと聞いた半次郎は怒って金時帳場へはしる。競走の日、大橋帳場の控所には弥ン八に思慕を寄せる幼馴染の芸者若奴を始め、お咲も面会に来る。委しい話も出来ぬまま彼は金時を、半次郎は杢次郎をのせ、二台の車は合図と共に砂塵を巻いて駈け出す。大接戦の末、決勝点が見えだした頃、たまりかねた金時は車上で妨害。半次郎に追い抜かれた弥ン八は金時を車もろ共放り出し、怒った金時とその夜、辰巳やぐらで果し合いをやることになる。その夜、半次郎の加勢で弥ン八は大奮闘。金時一味を退散させるが、半次郎のいさめや恋をあきらめた若奴の、お咲が身籠っているという知らせに弥ン八は草鞋をはこうと決意。弥ン八の乗る汽車を車で追う半次郎とお咲はしばしの別れを胸一杯叫んだ。


解説

あらくれ車夫の意地と友情と恋を描く恋愛活劇篇。小説倶楽部所載の棟田博原作“自雷也太鼓”から「赤線地帯」の成澤昌茂が脚色、「女中さん日記」の村山三男が監督した。撮影は「浅草の灯」の板橋重夫。主な出演者は「滝の白糸(1956)」の菅原謙二、「あさ潮ゆう潮」の船越英二、「祇園の姉妹」の小野道子、「銭形平次捕物控 人肌蜘蛛」の矢島ひろ子、その他見明凡太朗、大泉滉、三島雅夫、三井弘次、村田知英子、浦辺粂子等。


配給大映
制作国日本 (1956)
ジャンル 

1956年09月26日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
菅原謙二溝呂木弥八
村田知栄子溝呂木おりん
船越英二曾根山半次郎
宮島健一曾根山儀平
矢島ひろ子若奴
浦辺粂子おすみ
小野道子お咲
荒木忍志茂甚右衛門
見明凡太朗 (Bontaro Miake)新免杢次郎
花布辰男常次
春本富士夫 (Fhujio Harumoto)友之助
小原利之清兵衛
早川雄二辰三郎
入江洋佑きん助
三島雅夫金時
三井弘次そり松
中条静夫小天狗
守田学源的
杉田康三日月
夏木章初五郎
大泉滉床栄二郎
小山内淳金原伍長
原田玄週番下士官
小杉光史蓑吉
泉静治吾作
高村栄一青山
伊藤直保そば屋の小僧
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