東京五輪音頭

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

中央卸市場、通称ヤッチャバで、ジーパンスタイルでいせいのいい「藤源」の一人娘、藤崎ミツ子は、市場でも町内でも人気者だった。だが彼女にも悩みがあった。ミツ子は、水泳のオリンピック候補であったが、親代りの祖父の猛反対に、自分の意志を言うこともできず、市場に通うかたわら、水泳の練習をしていた。三波春夫に似ているので評判の「松寿司」の主人の松吉を初めとして、町内の人々の願いは、ミツ子がオリンピックに出場することであった。オリンピック候補にミツ子が発表されたのも、源造には知らせない町内の人々であったが、「藤源」の店員勇を頼って上京した雅子が、源造に話したので、大騒ぎとなり、ミツ子は、水泳禁止となった。ミツ子の友達のれい子や、仲買人の「山宗」の店員正光、勇らの説得もむなしく、いい考えは浮かはなかった。数日後、ブラジルでコーヒー園を経営する正光の叔母キヨが、正光をブラジルへ連れてゆくため、日本にやって来た。キヨの歓迎会が盛大に行なわれている頃、ミツ子は一人プールで心の悩みを叩きつけていた。ある日、オリンピック強化コーチの河野が、源造を訪れ、ミツ子を合宿に入れるよう説得した。町内の人々やミツ子の友人の応援でさすがの源造も折れた。源造の頑固さは、ミツ子の父が、ベルリン大会の時オリンピック選手にもれてから、大酒呑みになり、事故死したことが原因であった。翌日からミツ子は合宿に入った。町ぐるみの応援体制の中、ミツ子は何故か成績があがらなかった。精神的悩みがあると見抜いたコーチが、ミツ子の友達から聞いたのは、正光のブラジル行きが、彼女の心を痛めている事であった。折も折、源造が交通事故で負傷したが、ミツ子はそれも知らされず、オリンピック選手選抜大会の当日、女子四百メートル自由形で優勝した。翌日「松寿司」の祝宴で、キヨは正光を日本に置いて帰ることを発表した。同時に、ミツ子と正光の婚約が発表された。若い二人の幸せそうな眼が輝いていた。


解説

石森史郎の原作を高橋二三と国分治が共同で脚色「機動捜査班 静かなる暴力」の小杉勇が監督した歌謡ドラマ。撮影は「生きている狼」の中尾利太郎。


配給日活
制作国日本 (1964)
ジャンル 

1964年09月09日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
十朱幸代 (Toake Yukiyo)藤崎ミツ子
山内賢 (Ken Yamauchi)栗田勇
森みどり谷雅江
山本陽子松宮れい子
山田吾一阿部弘
和田浩治青木正光
三波春夫松吉
上田吉二郎藤崎源造
岡村文子青木キヨ
福田トヨ日出代
堺美紀子松宮房代
上野山功一河野コーチ
三波春夫三波春夫
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