赤いダイヤ

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

朝鮮動乱の終った年、母を置いて単身上京した木塚憲太は駐留軍の、放出物資のブローカーで失敗、六百万円の穴を開けて千葉海岸で入水自殺を計った。基地のバー井戸美子への遺言状をもったまま。だが、あずき相場師森玄一郎は彼を助け憲太に五千円をあたえて、再出発をうながした。遊廓へ行った憲太は、女から、リンテンションカードを買うことをすすめられた。一定の輸出額に五%の輸入が許されるという、権利書の買収は、五千円の金を百八五万四千円にした。早速美子を訪れた憲太を、美子は二世ブローカー、ジョージの六百万をふみ倒したと、怒ったが、美子も二人の会社を持つことには同意した。一方森玄は、あずき相場の下落でピンチに立っていた、森玄の宿敵、売りの松崎が丸田商事社長と組んで、森玄のあずきを預るいろは倉庫の田丸社長を買収、あずきを、大豆にすりかえていたのだ。一方慶太にも悩みはあった。美子が積極的で金のあるジョージに傾いていることだ。納会までが勝負だと、松崎らは北海道へ新あずきの買付けに発った。新聞の松崎派の非難で、相場は買人気となり、ジョージの口車にのった美子ら素人の投資家は、打撃を受けた。一方慶太は、松崎との決戦に勝った時結婚するという美子の言葉を胸に、森玄と自分の金一億円をもって北海道に飛んだ。人生を賭けた慶太の百姓抱きこみは功を奏した。売りの松崎に、買いの慶太が、あずきを独占したのだ。約束通り美子と定山渓温泉へとしゃれこんだ慶太は、ジョージに通じた美子に裏切られて、あずきをのせた船をジョージらのもとに運ばれてしまった。だが、その船は、銚子沖で沈没した。船を当てこんで売りまくった松崎は、完敗し、ジョージは詐欺で検挙された。涙ながらに詑びる美子に、慶太は再び求婚した。慶太の財産は船にかけた保険金五千万円と相場の四千万円、しめて九千万円だ。だが元貴族院議長を父にもつ美子の自己嫌悪は消えず、慶太のもとから去っていった。あとを、慶太はいつまでも追いつづけていた。


解説

梶山季之の同名小説を「この道赤信号」の柳沢類寿と「やくざの歌」の池田雄一が共同で脚色「東京丸の内」の小西通雄が監督した風俗ドラマ。撮影は「ジャコ万と鉄(1964)」の坪井誠。


配給東映
制作国日本 (1964)
ジャンル 

1964年10月14日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
藤田まこと (Makoto Fujita)木塚慶太
三田佳子 (Yoshiko Mita)井戸美子
曽我廼家明蝶森玄一郎
藤田佳子井上寿美
千代郁子百合
田中邦衛 (Kunie Tanaka)ジョージ・高瀬
亀石征一郎小野敬一
松本染升松崎辰治
沢彰謙丸田兼之助
清水世紀清水世紀
河合絃司田丸
吉田義夫安心院烱斎
新井茂子ナナ子
北原しげみ京子
ミヤコ蝶々お虎
大村文武安木
上田吉二郎
ハナ肇 (Hajime_Hana)社長
左卜全長老
芥川隆行 (Takayuki Akutagawa)ナレーター
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