愛しながらの別れ

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

森本勝太は、動きながら大学受験を目指す少年であった。渋谷のバー・ジトムのバーテンをしながら、参考書に読みふける勝太を、バーのマダム秋子は誘惑して少年と不倫な一夜を過した。秋子は新興やくざ新生会の会長若山の情婦であった。泥沼に足をとられてはならない、勝太はそのバーを出ると、アパートを変え、友人の紹介で高田家具店の店員となった。勝太が根岸光枝に会ったのは、このアパートに移ってからであった。光枝は、病床にふしている祖母カネ、情痴に狂った継母の政江、ぐれて家によりつかない利夫に妹達の複雑な家庭であった。家事一切のめんどうをみて、女中のように働く光枝に、勝太は同情し愛情を抱いていった。そして勝太も、自分が鹿児島から上京し、夜間の大学に行きたいと思っていること、そして継母に育てられたことを話した。光枝は日毎に明るく、楽しそうであった。そんな光枝をカネは幸福がめぐってきたのだと喜こんだ。だが利夫は、新生会の愚連隊に入っている勝太との交際は、やめた方がいいと忠告した。光枝に諭されて勝太は、どんな小さな店でもよいから独立したいと夢を語った。数日後、光枝は、政江と口論の末、勝太のもとに走った。勝太はジトムの女給藤江のアパートに光枝をかくまったが、光枝は自分のいない家を心配して帰った。しかし、政江はそんな光枝に怒り、階段からつき落した。足首を骨折して病院で手術を受ける光枝を、勝太は絶対離すまいと誓った。手術も終り、落着いた光枝が勝太との生活を夢みていた頃、独立するため、金策にジトムに出かけた勝太は、新生会のやくざにからまれ、あやまって刺殺した。殺人犯として送られる勝太の脳裏を光枝のやさしい顔がよぎった。


解説

藤原審爾原作“いつも二人ぽっち”より「夕陽の丘」の国弘威雄が脚色「太陽西から昇る」の江崎実生が監督した青春もの。撮影は「海賊船 海の虎」の永塚一栄。


配給日活
制作国日本 (1965)
ジャンル 

1965年01月24日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
浜田光夫 (Mitsuo Hamada)森本勝太
和泉雅子根岸光枝
山内賢 (Ken Yamauchi)根岸利夫
東恵美子根岸政江
原泉根岸カネ
高島稔敏坊
近藤宏西田
糸賀靖雄川辺
安部徹 (Tooru Abe)若山
宮原徳平高田
市村博
木島一郎押川
茂手木かすみ藤江
上月左知子秋子
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