愛・その奇跡

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

永田晃一と野村雅代は、お互いに慰安旅行に出かけた旅先の温泉地でめぐりあった。ちょうどこの温泉場に台風が襲い、濁流にのまれようとする雅代を助けたのが晃一であった。その日から数年、東京でお針子をする雅代の所に、晃一がつぶれた会社の整理品をもって現われた。奇遇を喜びあった二人は、郷里が同じ九州であることや、楽しい青春の夢を語って励ましあい、いつか愛情が芽生えた。二人だけの結婚パーティーをして、二人は新しい生活に入った。しかし、東京の激しさは若い二人には厳しく、二人はついに長崎で平和な生活を営んだ。希望に満ちた年は明けたが、晃一の就職口はなく、遂に雅代は馴れぬキャバレー勤めを始めた。そして晃一も作業員や、電話消毒器のセールスで、人生に真剣にたちむかった。貧しいが、二人がしっかり支えあった日々が続いた。そんな時雅代に事故が襲ったのだ。奇しくも晃一と雅代が知り合った同じ十月七日、雅代はライトバンにはねられ、脳内出血と両手の複雑骨折の重傷を負った。患者の運ばれた十仁病院では、岩谷外科部長の尽力があってか、雅代は奇蹟的に一命をとりとめたが、昏睡状態は依然として続いた。まもなく、雅代が妊娠していることが発見された。六カ月の身おもは、すでに中絶することも出来ず、胎児は正常に発育していた。異例の合同会議の末、晃一の強い要望もあり、病院側は医学のすべてを賭けてこの出産にあたった。そして、晃一の願いで医師、看護婦に見守られながら、ベッドの上で正式な結婚式を挙げた雅代は、四月十日の夜、その同じベッドの上で昏睡状態のまま、女児を出産した。この愛の奇蹟を支えた医師と看護婦、病院周辺の善意の人々に見守られて、雅代は無意識にそのみどり児を抱いて、闘病生活を送っている。


解説

野中晃治原作“奇跡の妻”を、寺島アキ子が脚色「こちら婦人科」の田畠恒男が監督した女性ドラマ。撮影はコンビの上田浩。


配給松竹
制作国日本 (1964)
ジャンル 

1964年12月12日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチール

キャスト

俳優名役名
早川保永田晃一
真理明美野村雅代
三津田健十仁病院長
信欣三山田産科部長
山内明岩谷外科部長
三ツ矢歌子名和婦長
穂積隆信黒川事務長
浪花千栄子喜久屋の女主人
大村崑村田勘太郎
高橋とよ (Toyo Takahashi)坂本の母
石黒達也木田弁護士
中村晃子看護婦森
荒井千津子看護婦水野
津田明子看護婦中本
矢島美智子看護婦橋口
瞳麗子奈美
桂麻紀花子
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