色ごと師春団治

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

大阪ミナミ法善寺横丁の寄席“花月”で前座を勤める桂春団治は、型破りの落語と独特の話術で人気があったが、生来の女好きと酒好きがたたって、その日暮しの毎日が続いていた。この春団治には、真打ち小文枝の十八番を横取りして前座で演ってしまう無軌道な反面、人情もろい世話好きなところもあり、人力車夫・力松や小料理屋の女中・おたまにはなにくれと面倒をみていた。そんなうち、客の好みを知り、流行を巧みにとり入れた春団治の落語は、日に日に人気があがった。が、相変らずの女道楽はつのる一方で、今では夫婦気どりのおたまが、一日千秋の想いで待つ家にもすっかり足が遠のいていた。とくに御ひいき筋、古着屋岩井辰の若後家・お千代を口説きおとしてからというもの、春団治はお千代の家に入りびたりで放蕩にふけった。そんなとき、京都の宿屋の娘おときが春団治の甘い言葉を真にうけて身重の身体で春団治を訪れ、やがて春子という娘が生れた。だが春団治の放蕩はいっこうにやまず、子どもをたてに、お千代と別れてくれと泣いて懇願するおときに愛想つかし、一人家を出ていった。それから六年後、今や“花月”の一枚看板になった春団治だが、ある日、レコード会社との契約違反で差し押えを喰った。これを知ったおたまは、我が身を大島に売って春団治のために示談金を工面した。そんな折も折、春団治のもとに力松の危篤が知らされた。力松は臨終の床から、おときと春子が京都で立派に生活していることを告げた。これを聞き早々京都に向った春団治だったが、今はおときに冷くあしらわれ、むなしい心で大阪に戻った。やがて酒びたりの春団治も病いには勝てず、かけつけたおたま、お千代、おとき、春子らに見まもられて息をひきとった。


解説

長谷川幸延の原作を松竹新喜劇の館直志(渋谷天外)と「くノ一忍法」の中島貞夫が共同で脚色し、マキノ雅弘が監督した喜劇。撮影は「幕末残酷物語」の鈴木重平。


配給東映
制作国日本 (1965)
ジャンル 

1965年05月22日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチール

キャスト

俳優名役名
藤山寛美桂春団治
長門裕之 (Hiiroyuki Nagato)力松
南田洋子 (Yoko Minamida)おたま
丘さとみお千代
富司純子 (Sumiko Fuji)おとき
藤山直子春子
富永佳代子おとよ
浅茅しのぶおりん
林家染丸文治
田中春男
茶川一郎花橘
神戸瓢介福団治
山城新伍小春団治
天王寺虎之助大島
人見きよし小文枝
遠藤辰雄染丸
佐々五郎三木助
国一太郎円治
名護屋一小馬
松代章子おてる
高橋漣お民
牧淳子おさん
日高綾子門附の母親
尾上華丈 (Kajyo Onoe)与吉
浅草四郎斎木
岡八郎池田
汐路章 (Akira Shioji)林田
平参平執達使
内田朝雄 (Asao Uchida)小林
山乃美七子
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