真田十勇士(1954)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

<第一篇忍術猿飛佐助>大坂城の風雲急なる頃、真田一党は紀州九度山に篭っていたが、佐助と清海入道の二人は幸村の命をうけ、徳川方が製造中の鉄砲の秘密をさぐるため駿府に潜入した。奉行天野将監は鍛冶師甚衛門を城中に監禁して鉄砲を作らせていた。或夜、佐助等は甚衛門の行方を探す娘お絹と弟子三平の危難を救った事からこの事実を知り、甚衛門を救出そうとする。佐助等に目をつけていた将監配下の隠密おこんは、仕官を餌に左助を誘惑しようとしたが、却って彼に非を諭され、いつか左助に心を惹かれて行った。将監は鉄砲製造が終れば、秘密保持のため甚衛門を殺そうと計画したが、早くもおこんはそれを知って佐助等に急報する。その夜、おこんの手びきで域内に忍入った一同は、佐助の忍術と清海入道の武勇で将監を斃し、甚衛門を救い出した。翌朝、江戸へ帰る甚衛門親子を見送った佐助と三好は、淋しげにたたずむおこんの姿を見た。そして彼女を連れて三人は九度山へ帰って行った。 <第二篇忍術霧隠才蔵>同じ年の春、左助と三好は霧隠才蔵を加え、諸国漫遊の旅に出た。途中で路金を飲み果したので、止むなく野武士蜂山大六の兵士募集に加った。だが三人は彼等を手玉にとり、逆に大六を手下にする。この地の領主堀尾山城は徳川方に内通し、嫡子菊太郎は大六の娘夏乃に横恋慕している。山城は家老玄蕃を大六の山塞に遣わし夏乃をよこせと武力で脅かした。彼女に同情した三人は、夏乃に術を授けて城中へ送った。折しも城中には本多佐渡守が来て祝宴が開かれたが、才蔵と左助は忍術を以て佐渡守一行に成りすまして城中へはいり、菊太郎の手から夏乃を救った上、堀尾家の戦力表を盗み出す。そこへ本物の佐渡守が到着した。気づいた城士達が驚く中を一同は術を使って悠々と引上げ、やがて大六一党は大阪入城のため山塞を出発する。 <第三篇忍術腕くらべ>同年秋、戦雲は迫り、九度山の真田館では大六は連日勇士達と野戦の稽古に余念なかったが一方では百姓の娘おしゅんと恋を囁いていた。代官榊田は幸村の動静を探るため伊賀流の忍者伝蔵を館に忍びこませる。かくして左助や才蔵は連日連夜伝蔵との間に激しい忍術合戦をくりかえした。大助とおしゅんの恋が深まった頃、大阪から幸村の出陣を促す使者石川が駆けつけるが、途中で伝蔵に襲われて危い所を佐助と才蔵に救われる。その夜、伝蔵は幸村の寝所を襲って命を狙ったが、却って一太刀を受けて逃走する。やがて真田一党は勇躍大阪に向う。伝蔵は山道に待構えて鉄砲で幸村を狙ったが、それを知ったおしゅんのため、逆に銃で射たれた。おしゅんは涙にぬれながら、手をふって遠ざかる大助の姿を見送った。


解説

「急襲桶狭間」の大森康正企画になる真田十勇士三部作。「びっくり六兵衛」の村松道平と結束信二の脚本から「快傑黒頭巾(1953)」の河野寿一が監督した。撮影は吉田貞次、音楽は「やくざ狼」の高橋半。主なる出演者は、「日輪」の月形龍之介、「快傑黒頭巾(1953)」の大友柳太朗、「母系図」の石井一雄、「遊侠夫婦笠」の喜多川千鶴、「快傑黒頭巾(1953)」の田代百合子、「青空大名」の千原しのぶなどである。


配給
制作国日本 (1954)
ジャンル 

1954年01月12日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
月形龍之介真田幸村
石井一雄 (Kazuo Ishii)真田大助
大友柳太朗猿飛佐助
杉狂児霧隠才蔵
岸井明三好清海入道
大谷日出夫穴山小助
夏川大二郎由利鎌之助
喜多川千鶴おこん
千原しのぶ蜂山夏乃
田代百合子おしゅん
河部五郎本多佐渡守
上代悠司蜂山大六
渡辺篤熊右衛門
坊屋三郎堀尾山城守
時田一男倅菊太郎
有馬宏治川村玄蕃
原健策暗烏の伝蔵
八汐路恵子お絹
高松錦之助甚衛門
四代目澤村國太郎 (Kunitaro Sawamura)天野将監
岸田一夫三平
楠本健二石川左馬之助
中野市女蔵榊田十内
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