侠花列伝 襲名賭博

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

昭和初期の湯治場上州鹿沢。芸者・志満は、追われた旅の博徒・柿沢高次を救った。二人の間には愛が芽生えた。しかし志満は、温泉を仕切る向田組の若棟梁・向田周吉の許婚だった。その頃、湯元の権利を狙っていた本堂組の源蔵、万蔵の父子は、高次を追ってきた太平組の太市ら兄弟と結託して、向田組の勧進賭博で、周吉に恥をかかせた。翌朝、太平組は、志満宅に踏み込んだ。高次と一緒に生きようと決心した志満は、高次の助けで、東京での再会を約して逃れた。上京した志満は、小料理屋・川重に住込んだ。そんなある日、店主・重吉の亡き娘の夫・菊本露八が帰ってきた。露八は、志満に心惹かれた。ある夜、小宮山マキが店に現われた。マキは旅の女賭博師で、鹿沢で志満を見知っていた。マキは、志満のことを周吉に知らせた。周吉は、急拠上京した。しかし、志満の高次への気持を知って、無理に連れ帰れなかった。だが、万蔵が、周吉の後をつけていた。やがて、約束の日、高次は、マキと店に現われ、志満のために心ならずも、マキと夫婦になったと告げて、帰って行った。帰途、高次は、向田組の老代貸・常松と会った。潔よい高次の態度に、周吉は敵意も消え、高次を黙って帰した。それを見ていた万蔵は、太市ら兄弟に周吉を襲わせた。周吉は瀕死の重傷を負った。志満は、常松の頼みに、死の枕辺で、周吉と祝言を挙げた。周吉は、湯元の権利を守るよう頼んで、事切れた。鹿沢に帰った志満は、向田組三代目を襲名した。本堂組は、湯元の権利を賭けて、賽の勝負を挑んできた。本堂組の壷振りはマキ。しかし、勝負は志満が勝った。志満の一途な心に、マキが、勝ちを譲ったのだった。マキの去った日、高次が、帰ってきた。その時、常松が殺された。高次は、志満に黙って、単身、本堂組に殴り込みをかけた。そして、本堂組の客人となっていた露八も、志満のために寝返った。高次は万蔵を斬り倒したが、露八は源三と差し違えて死んだ。高次は、志満に別れを告げ、去って行った。


解説

「海はふりむかない」の星川清司が脚本を書き、「前科・ドス嵐」の小沢啓一が監督した任侠もの。撮影は、「日本残侠伝」の横山実が担当した。


配給日活
制作国日本 (1969)
ジャンル 

1969年09月27日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチール

キャスト

俳優名役名
松原智恵子 (Matsubara Chieko)杉崎志満
藤竜也 (Tatsuya Fuji)柿沢高次
高橋英樹 (Hideki Takahashi)菊本露八
梶芽衣子 (Kaji Meiko)小宮山マキ
江原真二郎向田周吉
細川ちか子向田三千代
植村謙二郎村井常松
見明凡太朗 (Bontaro Miake)本堂源蔵
深江章喜本堂万蔵
佐野浅夫川田重吉
奈良岡朋子 (Naraoka Tomoko)川田おけい
久遠利三太市
榎木兵衛 (Hyoe Enoki)軍次
長浜鉄平留吉
柳瀬志郎神田英山
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