影のない妖婦

上映スケジュールはコチラ!

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

事件から事件へたえまなくペンをふるうトップ屋・黒木は有楽町裏のバー「城」で東都日報社会部の西村とマダムの千代と向い合っていた。西村は万里の虎こと遠野が中国で殺されたこと、そして千代がその妹であることを話した。その時、戦時中海上にあった日本特務機関の給仕女・白系露人のターニャが成人した姿で現われた。彼女が中共国に銃殺された遠野の写真を持って来たのだという。幼い時わかれて兄の顔を知らない千代のためかつて特務機関にいて情報提供者だった遠野と顔見知りの黒木に証言を求めたのだった。しかし黒木のトップ屋としてのカンは何かがあることを嗅ぎつけていた。まず黒木はキャバレー「ロクサーヌ」でヌード・ダンサーをしているターニャを訪ねたが、ひそかな恋をうちあけられただけだった。つぎに千代を訪ねたがその美しい肢体にとらわれてしまった。しかし黒木が帰ると入れちがいに殺し屋の品田が入って来た。一瞬、黒木がもどって千代を助けた。危いところを救われた千代は、彼女が遠山の情婦のひとりで、彼はいま香港を舞台に肉体の密輸をやっており、世をあざむくために黒木に“万里の虎の最後”という記事を書かせようとしたと一切を告白した。その頃、東京港に停泊中の貨物船クイン・ロード号では、十数人の日本の女が、恐ろしいワナとも知らずダンスにふけっていた。また新宿の盛り場でも遠野の乾分が女を物色していた。“城”の女給アケミを品田に誘惑されていた。そしてこれをとめた西村は品田の銃弾に殺された。品田はまた黒木の助手ユリも連れ去った。これを知った黒木はターニャから合言葉を聞いてクイン・ロード号に潜入した。激闘数刻、遠野が拳銃を手にフラフラと立ちあがった時、ターニャを先頭に警官隊がなだれ込んで来た。遠くの汽笛が、黒木の取材の終りを告げていた。


解説

トップ屋取材帖シリーズの第四話。島田一男の原作を「トップ屋取材帖 悪魔のためいき」のコンビ星川清司が脚色し、井田探が監督した。撮影も「トップ屋取材帖 悪魔のためいき」の柿田勇。


配給日活
制作国日本 (1960)
ジャンル 

1960年02月24日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
水島道太郎黒木三郎
葵真木子猪俣ユリ
弘松三郎柳生
筑波久子 (Hisako Tsukuba)千代
二本柳寛遠野大三
高品格品田
待田京介西村
山田禅二木下
ピーチェス・ブラウンターニャ
三田容子白光
エミー瀬尾 (Emmy Seo)季慶裳
中村万寿子アケミ
久木登紀子お妙
桧多加子ベティ
柳田妙子ミーちゃん
大庭喜儀船員
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック