地雷火組(1960)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

◇前篇 物情騒然の幕末の京、一夜西山あたりで轟音が起り人々を驚かせた。これを勤皇薩長派の新式火薬とにらんだ京都所司代は新撰組に事件の探索にあたらせた。事件の渦中にあって京に入った佐橋与四郎は勤皇浪人城戸重蔵宅に姿をかくし、乞食姿に身を変えた桂小五郎と共に勤皇運動を続けるが、これにはスリ白河の仙太、天人お玉も協力していた。城戸の一人娘夏絵は桂を密かに愛しているが、城戸は新撰組の脅迫にあって勤皇派を裏切った。その手はじめとして清雲寺に結集する勤皇派の情報を所司代に売った。その夜、桂、佐橋ら二十余名は同志数名を失い始めて城戸の裏切りを知った。城戸は夏絵とともに所司代別邸にかくまわれたが、夏絵の驚きは大きかった。西山では、火薬研究家森下大蔵と助手の氷川新三郎が強力火薬の研究に没頭していた。年若い氷川は火薬を倒幕に用いようとするが研究一途の森下はこれを許さなかった。しびれを切らした氷川は研究室を抜け出し桂を尋ねて市中に入った。天人お玉から城戸の在り家を知らされた桂は、単身所司代別邸に忍び込み、彼を斬ろうとするが、父親の身をかばう夏絵の短銃に心を打たれ再会を約して外へ逃れた。一方、氷川は新撰組の網にかかり死地に立たされた。 ◇完結篇 しかしおりよく通り合わせた佐橋の剣に救われた。その後城戸は与力格に出世したが佐橋に斬られてしまう。夏絵は沖田総司から仇が桂だと聞かされ呆然となるが、たまたまお玉の口から父を斬ったのが佐橋と聞かされほっとする。その頃、桂は倒幕のため新火薬をゆずり受けようと西山に向かった。そして氷川と共に森下と対面するが、力をもって幕府を倒すことをいましめられ新生日本の暁に森下を迎えることを約束した。その時、桂を追った新選組が飛び込んで来た。森下をかばい、近藤勇と対峙する桂小五郎と氷川新三郎。そこへ佐橋と、仙太、お玉、更に勤皇に目ざめたスリ仲間十数人もかけつけて来た。だが森下は、研究室の新火薬が新撰組に奪われることを恐れて、導火線に火をつけた。轟然たる爆音と閃光、その光で桂を追ってふもとまでかけつけた夏絵の姿が浮かび出る。新しい日本は地雷火の黒煙が去るとともに誕生することだろう。西山から逃れ出た桂たち一同の顔は明るかった。


解説

大佛次郎の原作を、「黒部谷の大剣客」の結束信二が脚色し、「遊侠の剣客 片手無念流」の井沢雅彦が監督した娯楽時代劇。撮影は「獄門坂の決斗」の杉田正二。


配給第二東映
制作国日本 (1960)
ジャンル 
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1960年11月02日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
里見浩太朗 (Kotaro Satomi)桂小五郎
伏見扇太郎氷川新三郎
品川隆二白河の仙太
花園ひろみ夏絵
藤田佳子天人お玉
原健策城戸重蔵
黒川弥太郎森下大蔵
久我恵子お君
里井茂瀬戸内四郎
那須伸太朗西郷吉之助
加藤浩加藤孫兵衛
藤川弘柴田主馬
原京市園村大之進
坂東京三郎金井半助
和崎隆太郎島根藤三郎
唐沢民賢池月四郎
末広恵二郎佐野伴作
吉田義夫法界の五郎八
渡辺篤ばったの頓兵衛
堺駿二けんつくの銀兵衛
永井三津子泥人形のお綱
上津原鮎子やらずのお竜
富士薫とんびのお高
汐路章 (Akira Shioji)烏の黒兵衛
伊吹幾太郎ピン六の半吉
香川良介板倉内膳正
小柴幹治 (Kanji Koshiba)井上勘左衛門
河村満和関口重兵衛
阿部九洲男近藤勇
楠本健二土方歳三
国一太郎沖田総司
天草四郎隼の金助
富永佳代子千花の仲居
木南兵介長州屋敷番士
近江雄二郎宮崎源之助
遠山恭二相川文左衛門
若井緑郎駕籠警備役人
西家正晃所司代別邸の役人
香月涼二新撰組隊士
大邦一公綾小路卿
波多野博西大路卿
大城泰権太
都賀静子老婆
近衛十四郎佐橋与四郎
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