唐手三四郎

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

唐手は防御の武器で、決して攻撃に使われてはならぬ。これは東都大学唐手部師範大里義男の信念であった。唐手部の鷲見は彼の愛する下宿の娘千代のことで同じ部員の親友山内龍彦に挑んで足を折られた。龍彦は鷲見の入院費を得るため横浜の波止場人足に雇われ、ボスの伊波からその腕を見込まれ、大金を貰った。が、その金が彼を用心棒に使うための金と知って喧嘩になり、その時出て来た隻手の野国弁嶽に唐手で破れた。その弁嶽を訪ね、秘手三角飛びを見たが、弁嶽はその昔千代の母ふみ子のことで大里と闘って片手を失ったのだった。ふみ子は二人の争いを悲しんで大里からも身を引いたのだったが、その娘の千代が、ボス伊波にさらわれ、弁嶽のもとにあずけられたことから千代の生い立ちを知り、憤然と伊波との関係を断った。が、そこへ大里とふみ子とが駆けつけた時、再び大里に向かって挑戦した。伊波はそのすきに拳銃で大里を打ち倒した。そこへ、龍彦がかけつけ、弁嶽から盗んだ三段跳びの秘手をもって弁嶽に勝ったのだった。その頃、大里道場の婦警の通報で伊波は捕縛され間もなく沖縄航路の船中に、故郷へ去る弁嶽と、沖縄料理店の女で、龍彦にとげられる想いを寄せていた敷登の姿が見られた。


解説

原作は『讀切傑作倶樂部』に掲載の石野径一郎の唐手小説から飯島憲一郎と瀬戸口寅雄が共同で脚本を書き、「平手造酒(1951)」の並木鏡太郎が監督に当たっている。撮影は「十六文からす堂 千人悲願」の平野好美。主なる出演者は「風雪二十年」の岡田英次、「決闘鍵屋の辻」の浜田百合子、「女ごころ誰か知る」の香川京子のほか、月形龍之介、川喜多小六、藤田進、坪内美子、大谷伶子、清水将夫などである。


配給新東宝
制作国日本 (1951)
ジャンル 

1951年12月28日より



スタッフ

監督
脚本
原作
製作
撮影
美術
音楽

キャスト

俳優名役名
岡田英次 (Eiji Okada)山内龍彦
川喜多雄二 (Yuji Kawakita)鷲見俊介
浜田百合子 (Yuriko Hamada)平良敷登
香川京子 (Kagawa Kyoko)岡田智子
月形龍之介野国弁嶽
藤田進 (Susumu Fujita)大里義夫
坪内美子ふみ子
大谷伶子千代
清水将夫伊波昭玄
尾上桃華チンピラ吉
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