いとし子と耐えてゆかん

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

高村節子は喬と昭夫の二児を抱えて、ただひたすら夫俊二の復員を待ちわびていた。その節子の元へある日残酷な俊二戦死の知らせが届けられ、彼女の心を打ち砕いた。この時彼女の心を支えたものは、二人の子供であった。節子は二児を伴って夫の故郷へ帰っていった。夫の家の人々は節子たちに冷たく、彼女たちは再び東京へ舞い戻った。節子の女学校時代の親友矢田千枝子も同じ戦争未亡人であったが、彼女の雄々しい生活ぶりを見て節子も励まされ、日雇い労働者の群れに入ってまで働き続けた。しかしそれでも貧しく恵まれない生活の中にある喬は、ある日ふと級友の給食費に手をつけ、節子の心を暗くした。しかし喬の担任教師竹野先生夫妻は、節子の境遇に同情して喬を引き取ろうと言ってくれた。竹野夫妻の温かい手で喬は日毎に明るくなって、今では二人の母を持つことを誇りにさえ思うようになった。三年後、節子はある保育園の保母となり、ようやく落ち着いた生活に入ったが、戦争で夫を奪われてようやく日本に帰り着いた妹の亮子は、淋しく死んでいった。節子は昭夫をしっかり抱いて、強く耐えていこうと覚悟するのだった。


解説

企画は、「恋風五十三次」を西原孝とともに企画した栄田清一郎で、「風ふたたび」の植草圭之助が脚本を書き、「恋風五十三次」の中川信夫が監督に当たっている。撮影は「醉いどれ歌手」の永塚一栄である。出演者の主なものは、「嵐の中の母」の水谷八重子、「月形半平太(1952)」の山田五十鈴、「西陣の姉妹」の宇野重吉、「右門捕物帖 謎の血文字」の月丘千秋の他、利根はる恵等。


配給
制作国日本 (1952)
ジャンル 

1952年07月03日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽

キャスト

俳優名役名
神田隆高村俊二
初代水谷八重子 (Yaeko Mizutani)高村節子
久能進高村喬
岡良雄高村昭夫
月丘千秋高村亮子
三島耕武藤良樹
利根はる恵矢田千枝子
タセまゆみ矢田房子
宇野重吉 (Jukichi Uno)竹野先生
山田五十鈴 (Isuzu Yamada)竹野頼子
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