あゝ青春に涙あり

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

銀座裏のフランス料理「マロニエ」の主人寛助は元駐仏大使大森伯のコックをしていたことが何よりの自慢で、今でも毎週御気嫌伺いに行っていた。というのは口実で、大森家は簡単にすまし二号の藤間静の処へ通っていた。息子の寛平はコックを手伝いながら、大学へ通ってハードルの選手をしていた。妹の加代は、寛助の後妻の連れ子で、行く行くは寛平と一緒にしたいと思っていた。しかし寛平は大学での仲良し佐々木辰美と結婚したいと思い誘われて田舎の彼女の家まで訪ねたが、辰美の父にそれを切り出すことが出来なかった。その汽車で知り合った女性マユミが大森伯の落胤とわかり、寛平はそのアパートへ出入りしている間にすっかり彼女に心を奪われてしまった。加代はマユミを毒のある花と思い辰美に寛平の反省をうながして貰おうとしたが辰美はそんな寛平とは絶交だといい、加代は自分でマユミのアパートを訪ねようとして自動車にはねられた。こんな出来事で、加代の寛平を想う心が辰美にも、またマユミにもわかった。マユミは結婚をしてくれという寛平をすげなく追いかえした。傷心の彼を慰めてくれるものはやっぱり加代しかなかった。寛助は思い通りに寛平と加代とを結ぶことが出来て、ほっとして静に肩のこりをもみほぐして貰っていた。


解説

製作は佐藤一郎、「女豹の地図」の八田尚之の脚本で、「結婚案内」の杉江敏男が監督に当っている。撮影は「喧嘩安兵衞」の会田吉男。主な出演者は、「腰抜け巌流島」の森繁久彌、「足にさわった女(1952)」の池部良、越路吹雪、「春の囁き」の岡田茉莉子、「港へ来た男」の久慈あさみ、その他霧立のぼる、加東大助、久しぶりの徳川夢声など。


配給東宝
制作国日本 (1952)
ジャンル 

1952年12月29日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
森繁久彌 (Hisaya Morisige)坂田寛助
池部良坂田寛平
岡田茉莉子 (Mariko Okada)坂田加代
久慈あさみ佐々木辰美
越路吹雪マユミ
霧立のぼる藤間静
加東大介梅村
伊藤隆ター坊
徳川夢声 (Musei Tokugawa)佐々木龍之進
岡村文子龍之進の妻
石黒敬七岩黒旦那
千秋実月村
小川虎之助大森
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