総理大臣の恋文

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

議会抜打ち解散、とあつて首相烏山を党首とする太平党、野党の民野党の選挙戦が火ぶたを切る。ここ伊豆半島の小都市でも民野党外団のボス遠山、公認候補春日井らと、与党の候補浦田、市長幸田、金づるの大東レーヨン社長大東らがにらみあっている。与党一派は温泉旅館水明館に陣どり、芸者総あげのドンチャン騒ぎをはじめる。かねてより水明館の娘光江に目をつけていた大東は、金の力で誘惑する。肺疾の夫の療養費にも事欠く彼女は、思いあぐんで女中のおその婆さんに相談した。律気一方のおそのが懇々光江の迷いをいましめている折しも、風呂場で盗難事件が起る。大東の妻清子のダイヤの指輪が紛失したのである。詮議の末、疑いはかたくなに所持品検査を拒むおそのの上にかかった。が、無理矢理あけさせた行李から現れたのは、ダイヤならぬ一束の恋文−しかも若い日の首相烏山が、下宿の娘おそのへ宛てた古い恋文だった。ダイヤはシャボンの裏にみつかったが、問題の恋文をめぐって、選挙に利用しようとする野党、させまいとする与党の間で激しい値ぶみ戦がまき起る。息子の学資ほしさに大東派の百万円で手をうつたおそのも、遠山派の腹いせから事が新聞沙汰に及ぼうとするや、秘められた一生の思い出をまもるため、恋文も札束も火に投じた。


解説

日劇ステージ・ショウのプロデュース、演出に当っていた山本紫朗の映画プロデュース第一回作品。館直志(渋谷天外)の『首相の恋文』を「底抜け青春音頭」の八柱利雄が脚色し、「珍説忠臣蔵」の斎藤寅次郎が監督した。撮影は「底抜け青春音頭」の友成達雄、音楽は「ギラム」の松井八郎である。「巣鴨の母」の三益愛子が大映から特別出演し、これに「春の囁き」の鈴木孝次、「夫婦」の田代百合子、「七色の街」、の広瀬嘉子、「吹けよ春風」の島秋子、またアチャコ、堺、伴、柳家、清川等の喜劇陣、NHK声優の熱海幸子、テイチクの田端義夫などが出演する。


配給東宝
制作国日本 (1953)
ジャンル 

1953年02月25日より



スタッフ

監督
脚色
原作
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
三益愛子おその
鈴木孝次伸一
田代百合子君子
花菱アチャコ大東
堺駿二幸田
伴淳三郎遠山
鳥羽陽之助春日井
中村是好太吉
清川玉枝おまき
広瀬嘉子光江
熱海幸子たま子
柳家金語楼健助
田端義夫植木屋圭吉
島秋子芸者染千代
清川虹子 (Nijiko Kiyokawa)清子
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