この太陽

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

山内暁子は中根元雄と婚約の間柄だったが、東洋商事社長の元雄の父は、事業の後援者である皆川の娘多美枝を元雄と結ばせようと山内家に婚約解消を申し入れた。愛し合う二人は京都へ逃避行し元雄の親友杉山喬太郎を頼った。が、喬太郎の心にも暁子への愛情が秘められてあった。多美枝は元雄を好まず朴訥な喬太郎に強く惹かれていたが、彼女に対する喬太郎は冷淡であった。中根は元雄と暁子を飽く迄引離そうとし、優柔不断な元雄を篭絡して帰京を促した。暁子を失った元雄は淫奔な有閑マダム蘭子への情慾に溺れていった。喬太郎は二人の逃避行の失敗に同情を寄せるが、暁子への思慕の情は強く、暁子の弟の家庭教師となって彼女へ親近を深めてゆくのだった。元雄の乱行に心痛した中根は、打算を越えて元雄と暁子との結婚を許そうとしたが、訪れた暁子はかえって元雄の邪恋を目撃し絶望に叩き込まれる。二人の破綻に喬太郎は訝しみながらも内心暁子への恋にある期待を抱くのだった。ある日暁子を誘った喬太郎は劇場で蘭子と連れ立った元雄と出会い、憤慨して元雄を殴打し新聞記事となってしまう。失意の暁子は折しも話の起きたロンドン赴任の外交官高曾我部との縁談に心を動かされ結婚を承諾する。喬太郎は淋しく故郷へ帰って行くが二人の真の愛情を知る多美枝は二人の仲を結ぼうと喬太郎の後を追った。無頼の徒となった元雄が情痴の末蘭子を絞殺した日、総ての宿命が解けて暁子は喬太郎の胸に抱かれていた。その頃、多美枝は一筋の恋に賭けた己が生涯を閉じていた。


解説

牧逸馬作の同名小説の映画化である。これは昭和五年日活で村田実監督小杉勇主演で一度映画化されている。星野和平、坪井与、加藤邁の企画により、「快傑黒頭巾(1953)」の小川正が脚色し、「健児の塔」の小杉勇(往年の出演者)が監督に当った。撮影は「続魚河岸の石松」の藤井静、音楽は「健児の塔」の小杉太一朗の担当である。出演者は「家族あわせ」の若原雅夫と角梨枝子、「日の果て」の島崎雪子、新人船山汎など。


配給
制作国日本 (1954)
ジャンル 

1954年01月09日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
若原雅夫杉山喬太郎
島崎雪子山内暁子
角梨枝子皆川多美枝
船山汎中根元雄
村田知栄子岸蘭子
吉川満子山内常子
三木弘山内春樹
永田靖中根謙介
伊藤智子中根孝子
長谷川菊子中根房江
伊沢一郎柏倉
立松晃白井
神田隆皆川浩一郎
三原純高曾我部
日野明子高曾我部の情婦
リンドストロムバタスン
リンドストロム夫人バタスン夫人
森野五郎杉山君平
於島鈴子杉山老婆
明石潮犬丸老人
井上千枝子犬丸夫人
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