続々魚河岸の石松 大阪罷り通る

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

瀬川オヤジに清水港行きを頼まれ、用件もきかずに飛出した石松の乗りこんだ列車が急行、清水港はアッというまに通り過ぎた。車中でオヤジの紹介状を手に後を追ってきたキノキンと会った迄はいいが、美貌の女スリ花枝姐さんに財布もろとも掏りとられ、一文無しとなって静岡に下車。止むなく東京に帰ろうと薩摩守をきめこんだ貨車が着いた先きは名古屋だった。ここで廻り合った花枝姐さんと悶着の末、奪いかえした紹介状を開いてみると、「石松は大馬鹿者」というひと文句。オヤジの真情もしらずムクレ返った石松は、清水行をあっさり中止する。折からスクーター・レースに出場して通りかかったシンコの車に同乗、大阪に向うが、途中故障の続出に加えてシンコの猛烈な情熱にすっかり音をあげ、西の大都大阪へと辿りついた。彼とキノキンが一時の職を得た仲買人蛸常の店は、主人の賭博ずきが崇って、借財山のよう、おかげで娘妙子は新世界の鉄なるヤクザ男に追われどうしだし、高利貸芦屋夫人の催促も火がついたようである。主人の急場を見かねて、夫人の本拠キャバレー・ミリオンへ交渉にのりこんだ石松は、忽ち彼に熱を上げた夫人や女給字奈子、それにはしなくも来合せたシンコらの乱闘に捲込まれ、命からがら脱出する。東京から後を追ってきた〆蝶も一枚加わって女難はさらに苛烈となった。蛸常の手なぐさみはいよいよ止まず、店の資金洗いざらいを持ちだしたばかりか、妙子の身体迄賭けた勝負を新世界の鉄とはじめる。バクチは負けて妙子危うしとみえる瞬間、かけつけた石松が縦横の大あばれでその場を救った。傷を負って入院した彼は見舞いに殺到する女たちのサヤ当てにまたも居たたまれず、勇躍南氷洋の捕鯨に赴くというキノキンともども、川蒸気にとび乗って大阪をはなれる。


解説

「魚河岸の石松」シリーズの第四篇。スタッフ、キャストとも例作と大体共通、監督は第二篇の顔ぶれにかえって小石栄一、小林恒夫の共同となっている。新登場の配役は「憧れの星座」の西条鮎子、「若さま侍捕物帳 恐怖の折り鶴」の清川虹子、「母系図」の月丘千秋、笑劇で活躍している初音麗子(元宝塚)などである。


配給
制作国日本 (1954)
ジャンル 

1954年01月15日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
岡譲司大政
河津清三郎石松
柳谷寛キノキン
折原啓子美智子
星美智子〆蝶
田代百合子シンコ
月丘千秋花枝
西條鮎子妙子
清川虹子 (Nijiko Kiyokawa)芦屋夫人
旭輝子宇奈子
初音礼子おとら
小島洋々竹虎
並木一路乾分
渡辺篤蛸常
杉義一珍田
沢田清新世界の鉄
大東良一ジャンジャン竹
福岡正剛車掌
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