股旅わらじ 恋慕笠

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

夕暮の利根川べりに旅の男の横笛が流れる。茶屋の女お新は恋人の船大工梶三を待ちこがれている。やがて松親分に追われて梶三が現れるが、旅の男の力で救われる。お新は梶三の為に松親分から二十五両を借金していたのである。二人の身上話を聞いた旅の男は、その話をつけてやろうと確約して又横笛を吹いた。話は三年前にさか上る−−富五郎とおつるは恋仲であったが、おつるは借金の為、飯富の親分の許へ嫁ぐ事になった。富五郎も親分に恩儀がある為、独り旅に出た。しかし、おつるも機を窺って飯富を抜け出し富五郎の後を追った。旅篭に宿を取った富五郎は、松親分の家のイカサマ賭博で儲けたが、途中でイカサマがばれ、飯富親分の追う富五郎とわかり、捕縛される。丁度その時一方では富五郎を求めるおつるが、松親分に犯されようとしていた。危く急場を逃れたおつるは、船風呂の亭主にかくまわれたが、そこで富五郎が川底に投げ込まれた話を開く。しかし浴衣がけで船風呂に現れた男は富五郎であった。おつるは再会の嬉しさに犇と抱きつくが、富五郎から再び同じ言葉を聞き、飯富の許へ帰る決心をする。富五郎に送られて旅篭「ととや」へ泊った時、どこで嗅ぎつけたか松や飯富の一味が現れ、おつるは富五郎をかばおうとして刃の下に倒れた。富五郎はおつるを抱きしめて慟哭した。−−利根川べりに立つ旅の男は、その名を免鳥の富五郎。二十五両の金をイカサマ賭博で稼ぎ、お新と健三に与えて、独り利根川の舟に身を消した。


解説

創元プロの野坂和馬(「鯉名の銀平(1954)」)が製作する長谷川伸原作「股旅草鞋」の映画化。脚色は「鯉名の銀平(1954)」の八尋不二、監督は「花の三度笠」の田坂勝彦(他社第一回)、撮影は「やくざ狼」の河崎喜久三、音楽は「花の三度笠」の渡辺浦人が夫々担当。「鯉名の銀平(1954)」の大谷友右衛門、「謎の黄金島」の徳大寺伸、「今宵誓いぬ」の南寿美子、「第二の接吻」の三浦光子などが出演する。


配給
制作国日本 (1954)
ジャンル 

1954年03月08日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
四代目中村雀右衛門 (Nakamura Jakuemon IV)免鳥の富五郎
三浦光子 (Mitsuko Miura)お新
徳大寺伸梶三
南寿美子おつる
江川宇礼雄 (Ureo Egawa)飯富の勘八
四代目澤村國太郎 (Kunitaro Sawamura)根上りの松蔵
阿部九洲男儀平
冬木京三権十
上久保武夫千造
鳥羽陽之助岩名の信吉
横山運平五兵衛
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