裸形家族

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

虎の門の機械商杉原安蔵には四人の子供があった。長男の進一は父の反対を押し切って子供のある未亡人雅子と結婚していた。長女辰子は大学の講師木島に嫁ぎ二人の子供があった。婦人記者の次女葉子は編集長津村の求婚を退け、これも父に反対して挿絵画家塩田和彦のアパートへ住込んでいた。子供達はことごとに頑固一徹な父に対し共同戦線をはって対抗した。ただ、安蔵に言わせれば一番出来の悪い奴である次男の五郎だけが、就職も出来ず失敗続きのままに杉原家でぶらぶらしていた。女中のゆきはこんな五郎にひそかな恋心を抱いていた。事業の失敗で邸を売ることにした安蔵は孫達の七五三に子供達を招待したが、子供達は誰一人訪ねて来なかった。頑固な安蔵もさすが寂しさに耐えられなかった。間もなく安蔵は出張先の大阪で妻の志乃と五郎だけに見守られながら突然死んだ。安蔵の死後、志乃と五郎は保育園を経営するテルの許でリヤカーを引いて働く事になったが、兄妹達は誰一人、二人を引取ろうとしなかった。ゆきの兄達吉の世話で五郎は就職し、志乃の計いでゆきと互いの感情を打明け合った。だが志乃は安蔵の後を追って死んだ。集った子供達が志乃はむしろ幸福だったと言い合う中で五郎は突然口を開いた。「母さんは不幸でした。ボロボロ泣いてるのを僕は見たんです」それは五郎の最初のそして最後の兄妹達に対する抗議だった。


解説

「悲しき瞳」の山内久のオリジナル・シナリオによるホーム・ドラマ。監督、撮影は「家族あわせ」の瑞穂春海、布戸章である。音楽は「若き日の誘惑」の奥村一の担当。出演者は「濡れ髪権八」の高橋貞二、「陽のあたる家(1954)」の紙京子、「若き日の誘惑」の藤乃高子、「真実一路」の山村聡、須賀不二夫などである。


配給
制作国日本 (1954)
ジャンル 
公式サイト公式サイトはこちら

1954年05月12日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
山村聡 (Soh Yamamura)杉原宏蔵
望月優子杉原志乃
高橋貞二杉原五郎
紙京子杉原葉子
須賀不二男杉原進一
水原真知子杉原雅子
毛利充広杉原和夫
近衛敏明木島伸夫
幾野道子木島辰子
加藤順子木島道子
香川良久木島正雄
大坂志郎塩田和彦
藤乃高子女中ゆき
三木隆津村
諸角啓二郎伊藤
日守新一畑中
北竜二 (Ryuji Kita)篠田
高橋とよ (Toyo Takahashi)幸田テル
山本多美テルの妻
桂小金治達吉
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