十代の秘密

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

佐技子とマリ子とは中学時代からの親友であるが、佐枝子は恵まれた家庭に育っているに比し、マリ子は家庭の事情から産婦人科医院の由基子の見習看護婦として働いている。由基子の弟信三は、母校城南高校の野球コーチをしている大学生だが、マリ子は彼に秘かに心を寄せていた。ある夜、佐枝子の誕生祝いに皆が集まった時に、佐枝子の父は信三と佐枝子の婚約を発表した。それをきいてマリ子は悲しみの色をかくすことができず、自分の家へ逃げ帰ったので、信三達は彼女の心を知って気に病んだ。全国大会も間近かなある日、信三のコーチする野球部は箱根へハイキングに出かけたが、山で佐枝子達女子高校生の一団と偶然出逢った。信三はここで佐枝子に愛の証しを求めて迫った。その夜、みなが寝静まった頃、佐枝子が一人湯ぶねにつかっているとき、ふと思わずそれを覗見した主戦役手の木内は、心かき乱されて、矢庭に電気を消して、中に入って佐枝子を抱いた。暗闇の中で、彼女はそれを信三だと思いこみ、彼に深い憤りを覚え、それ以来というもの彼を避けるようになった。一方、木内も信三に対する良心に悩み、一時は野球をやめる決心迄したが、それを励ますのは何も知らぬ佐技子だった。だが彼は遂にたまりかねてそのことを佐枝子に打あけてしまった。だが甲子園大会は始まり信三も木内もすべてを忘れて旅立った。懊脳を超克して、佐枝子も応援にと信三のために後を追うが、常にこの二人のためをはかったのは、未だに心の底に抑え難い苦しみを持つマリ子であった。


解説

婦人娯楽部連載の常安田鶴子の『青春診療薄』から、「落花の門」と同じスタッフで、須崎勝弥が脚本を書き、仲木繁夫が監督する。撮影は宗川信夫、音楽は浅井挙曄の担当で、これも「落花の門」の顔ぶれである。出演者は「こんな美男子見たことない」の南田洋子、病気全快の木村三津子、「舞妓物語(1954)」の根上淳、「愛染かつら(1954)」の三宅邦子に、見明凡太朗、入江洋佑などである。


配給東宝
制作国日本 (1954)
ジャンル 

1954年05月30日より



スタッフ

監督
脚本
原作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
南田洋子 (Yoko Minamida)神谷佐枝子
見明凡太朗 (Bontaro Miake)神谷源太郎
平井岐代子神谷奈々子
木村三津子花村マリ子
町田博子花村繁子
渡辺鉄弥花村武
根上淳 (Jun Negami)長坂信三
三宅邦子 (Kuniko Miyake)長坂由基子
入江洋佑木内英夫
本郷淳岸井六弥
広川雅英津田伸雄
志保京助西村章
藤田佳子石巻文恵
川口雅子小川清子
長谷部健村上先生
吉川英蘭だるま屋の親爺
耕田久鯉子中川里子
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