投げ唄左門一番手柄 死美人屋敷

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

朧月夜の神田橋で南町奉行所の同心杉坂主水が捕えた怪しい山男のつづらの中に、凄艶な美女の死体が発見された。この山男は口が不自由であったので、一旦釈放して尾行することによって、絵の師匠加代の家をつきとめたが、そこは惨事の跡歴然で、死体は加代と判ったが、丁度ある笛師の届けてきた笛の銘をみて、天満与力陣内綺十郎は、堺の豪商倉島昆陽の遺産、二十万両を相続すべき落し種の姉妹の一人と断定した。又その現場に主水の友人森友之助の所持品が見出され、疑いをかけられた彼を主水は止むなく捕縛した。主水はこのことを、今一人の友人左門に急報したが、左門の妹さよは友之助の婚約者であった。左門とは町奉行の甥で、独身の浪人者。釣は下手だが唄は上手で女子供にまで人気のある伊達男、人呼んで投げ唄左門という。暫く後に友之助は脱獄して左門とさよを訪ね、自己の潔白を二人に訴えた。彼は事件の当夜、何かにおびえる加代から泊りこみを頼まれたが、それを断って帰ろうとするところを、不意に茶の帛紗のようなもので異様な匂いを嗅がされて倒れたのであった。左門はそれをきいて、茶の女師匠お蓮の家に聞きこみをかけた。一方、神明の矢場での人気娘お京は、死んだ加代に梅型の痣のあることを知り、それが自分の姉だと覚ったが、陣内綺十郎は証拠の笛を持って奉行所へ出頭する様に命じた。しかし出頭の途中、お京は何者かに捕われた。事件の究明に乗り出す左門には脅迫状が舞い込み、さよは虐殺された。だが犯人は意外や陣内綺十郎であって、遺産を横領するため証拠の笛を奪い、お蓮を相続娘に化けさせる計画だった。だが慧眼の左門は之を見破り、陣内を取り押えてお京と友之助を救ったのである。


解説

大映が新しく取上げた捕物シリーズで、「怪盗まだら蜘蛛」の民門敏雄のオリジナル脚本により、「妻恋黒田節」の荒井良平が監督する。撮影は「番長皿屋敷 お菊と播磨」の杉山公平、音楽は「風流あじろ笠」の高橋半の担当。出演者は「醉いどれ二刀流」の黒川弥太郎、「花のいのちを」の伏見和子、「春色お伝の方 江戸城炎上」の野上千鶴子、「花の長脇差」の南条新太郎、「殴り込み孫悟空」の三上哲、「醉いどれ二刀流」の三田登喜子などである。


配給
制作国日本 (1954)
ジャンル 

1954年05月23日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
黒川弥太郎立花左門
伏見和子お京
野上千鶴子お蓮
南条新太郎杉坂主水
三田登喜子さよ
杉山昌三九陣内綺十郎
香川良介安藤内膳正
東良之助儀十
葛木香一倉島昆陽
原聖四郎足立仙蔵
大邦一公五兵衛
三上哲植木屋亀吉
玉置一恵自身番の岡ッ引
堀北幸夫町奉行下役
福井隆次木原長兵衛
矢野武男笛師政吉
玉村俊太郎田川太十郎
滝川潔森友之助
大崎四郎唖男松蔵
沖時男牢番の男
清水浩町奉行下役
金剛麗子雇婆おふく
高原朝子矢場の女おしの
松岡信江矢場の女おみつ
滝のぼる矢場の女お咲
大井由貴子矢場の女お八重
戸村昌子お加代
種井信子お島
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