馬賊芸者

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

大正の初期、九州博多の花街に、第一次大戦の好況にあぶく銭をもうけ成金風を吹かす連中から金を絞りとる馬賊芸者と呼ばれる意地と侠気の芸者の一団があった。姉さん格の信吉は侠気に富んだ典型的な馬賊芸者だったが、ある日座敷で踊る歌舞伎役者の坂東京之助が信吉達の三味線を断った為に、一同はいきり立った。そして新聞社の若手俳優人気投票に、馬賊芸者達は京之助の対抗として市川小十郎を一位にすべく投票したが惜しくも敗れた。それが縁となって親しくなった信吉に、小十郎は心を惹かれ結婚を申込んだ。大阪巡業後に新世帯を持つことになった二人だったが、小十郎は旅の間に急死してしまった。悲しみの中に信吉は芸者に帰り咲いたが、ある日彼女は廊下で白石貞次という人形師にぶつかりその人形をこわしてしまった。だがその男が余りに小十郎に似ているので信吉は呆然となった。そして以後彼に言い寄ることになった。だが貞次は信吉の妹芸者海丸と将来を誓う仲であった。折も折梅丸には身受け話が持ち上り、金もできぬままに、二人は死を決して失踪した。初めて二人の純粋な恋に打たれた信吉は、遂に死の直前に二人を救い出し、自分の情念を押えつつも貞次と梅丸の幸福に尽すのだった。


解説

『小説新潮』に掲載された火野葦平の原作から、「火の女」の島耕二が脚色して監督に当たる。撮影、音楽は夫々「月よりの使者(1954)」の高橋通夫と斎藤一郎の担当である。出演者は「千姫(1954)」の京マチ子、「火の女」の高松英郎、「春琴物語」の白井玲子、「ゴジラ(1954)」の志村喬、「新しき天」の村田知英子などである。


配給
制作国日本 (1954)
ジャンル 

1954年11月17日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
時代考証

キャスト

俳優名役名
京マチ子 (Machiko_Kyo)信吉
白井玲子梅丸
清川虹子 (Nijiko Kiyokawa)清香
平井岐代子おいね
楠よし子おあさ
真杉美智子おゆみ
坂口芙沙子お絹
花村泰子お紋
目黒幸子染奴
志村喬山辺幸太郎
高松英郎 (Hideo Takamatsu)市川小十郎
高松英郎 (Hideo Takamatsu)白石貞次
村田知栄子お安
春本富士夫 (Fhujio Harumoto)坂東京之助
青山杉作白石貞山
宮島健一水田三七
中条静夫小川の主人
橘喜久子小川の女将
姫路リエ子高助
大浜千鶴子歌奴
新宮信子小万
響令子浪太郎
井上節子秀駒
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