哀愁日記

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

幼い時に両親を失った志津子は、父の親友で政界や財界に勢力を持つ御手洗鉄造に養われ、長男亮一の婚約者であった。亮一の妹京子は、兄の友人浅岡をめぐって志津子を敵視した。或る時、皆で志賀高原に遊んだ志津子は、鳴瀬潤之助に会って互いに心を惹かれた。東京へ帰ると老女中のお里が御手洗家から暇を出されて神戸へ帰るところだった。その後で小羊学園の田原から、お里が実母であると聞き志津子は家出してその後を追ったが行方が知れない。傷心の彼女は車中で知りあった片桐浜を頼って淡路島のホテルで働くうち、社用で出張した潤之助と再会した。彼女は喜びに溢れたが、潤之助を慕う社長令嬢明美に邪魔され、折から島へ来た亮一の目をさけ、小羊学園の田原すずを頼って行った。その頃二十年の刑を終えた鈴木久平が御手洗家を訪れ、激論のはて夫人を傷けた。この久平こそ志津子の実父だった。折から潤之助は会社の不正事件の裏に御手洗がいる事を知り、辞表を出して信州の牧場に去ったが彼はここで働くお里が志津子の母とは知らなかった。浅岡は小羊学園で志津子に会い、彼女に深い愛情を抱いた。久平の公判で志津子は初めて彼が実父だった事を知った。御手洗の仕組んだ悪事は露見して久平の無実の罪は晴れ、親子三人は喜びの涙にくれた。そして浅岡は志津子の心が潤之助にある事を知り、潔く身を引いて二人の幸福を祝しつつ印度へ旅立った。


解説

『平凡』連載の原作を、「幽霊男」の沢村勉が脚色、「君に誓いし」の田畠恒男が監督し、「チャッカリ夫人」の布戸章が撮影に当る。主なる出演者は「女の一生(1955)」の草笛光子、「あなたと共に」の高橋貞二と紙京子、「三人娘 只今婚約中」の大木実、「七変化狸御殿」の淡路恵子などである。


配給
制作国日本 (1955)
ジャンル 

1955年03月15日より



スタッフ

監督
脚色
原作
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
草笛光子 (Kusabue Mitsuko)坪内志津子
高橋貞二鳴瀬潤之助
紙京子葉山明美
三谷幸子姉須磨
大木実浅岡昇
奈良真養父守善
井川邦子姉淑子
土紀就一淑子の夫耕作
永井達郎御手洗亮一
淡路恵子 (Awaji Keiko)妹京子
柳永二郎父鉄造
沢村貞子母茂子
大坂志郎小林志郎
桜むつ子片桐浜
東山千栄子田原すず
見明凡太朗 (Bontaro Miake)鈴木久平
浦辺粂子妻お里
坂本武金子常吉
高橋とよ (Toyo Takahashi)妻お島
川村禾門篠田秀夫
小林十九二竹中支店長
須賀不二男西本徹
棚橋マリ妹早苗
北竜二 (Ryuji Kita)横山正義
磯野秋雄鳶職の頭
水島光代のん平の女将
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