清水の三ン下奴

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

清水次郎長一家の三ン下奴お化けの金太郎とひょっとこの弥太郎は大変仲が良かったが、お茶屋の娘お小夜のことになると真剣にいがみ合った。二人共ぞっこん参っていたのだ。或る日次郎長の家へ薄汚れたフンドシかつぎの松吉というのが訪ねて来て語るところによると、松吉の親方若勇は一時全盛の力士だったが、病気のために落目となり、その為小車の善助という親分は以前に一寸した遊びから若勇が彼に二十両借りたのをいいことに、直ぐに返さなければ化粧まわしを持って行くぞと言い張っていたのだった。そして若勇が、その化粧まわしは次郎長から貰ったものだから渡せないと断ると、それなら次郎長直々頭を下げて受取りに来いと云い置いて持去ってしまったと云うのである。次郎長は一計を案じ、一番弱い金太郎と弥太郎を差向けた。得意になった二人は、道中でイカサマサイコロなどをやっていたが、そのため姐御株のお浜に復讐され、丸裸にされた上化粧まわし代二十両も取られてしまった。すごすごと行く二人は黒駒の勝蔵一家の者につかまってしまう。偶然之を知ったお浜は、私も次郎長親分には随分お世話になったのさ、と二人を助け出し二十両も返してやった。三人は相談し、酒宴の最中踊りにまぎれて善助を別室に誘い込み、金太郎と弥太郎が死物狂いで突っかかり、化粧まわしをひっかついで飛び出した。黒駒はすぐさま次郎長へ喧嘩状を送り、次郎長一家は勢揃い勇ましく富士川辺りへ出掛けて行く。


解説

山田信一の原案を小川三郎と中川明徳が脚色、「春色大盗伝」の冬島泰三が監督する時代劇。撮影は「皇太子の花嫁」の山中晋、音楽は「鬼斬り若様」の上原げんとの担当である。出演者は「森繁の新入社員」の田中春男、「忘れないよ」の森川信、「虚無僧系図」の月形龍之介、「春色大盗伝」の若杉須美子、小高まさる、「浪人吹雪」の北上弥太朗のほか、広沢虎造、神楽坂はん子、宮城千賀子、美雪節子など。


配給
制作国日本 (1955)
ジャンル 

1955年08月01日より



スタッフ

監督
脚色
原案
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
広沢虎造鐘馗の虎三
田中春男お化けの金太郎
森川信ひょっとこの彌太郎
月形龍之介清水次郎長
若杉須美子お蝶
鳥羽陽之助大政
冬木京二小政
岬洋二法印の大五郎
沢井一郎追分の三五郎
北上弥太朗紬の文蔵
瀬川路三郎黒駒の勝蔵
寺島貢小車の善助
沢井三郎乾分大岩
小高まさる乾分小岩
永井柳太郎乾分大八
信夫英一若勇清五郎
澤村昌之助しんがりの松吉
万代裕子小車屋の女小きん
神楽坂はん子小車屋の女小はん
月村雪江小車屋の女小えん
千葉徹浪人長田半兵衛
鮎川浩宿の番頭
坪井哲茶屋の亭主与兵衛
美雪節子与兵衛の娘お小夜
宮城千賀子 (Chikako Miyagi)道中師丹次のお浜
石原須磨男千次
広瀬康治桶屋の鬼吉
小森敏大瀬の半五郎
国創典増川の仙右衛門
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