漫才長屋に春が来た

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

天王寺境内で声を張り上げインチキ薬売りで人気をさらうお蝶、つい口が滑って薮医者の竹庵をけなし大喧嘩。そのお蝶が長屋に帰ってくると武家言葉を使う旅姿の子供が現われた。お蝶の死んだ妹の子友太郎だが、生活を切詰め小金を貯めているお蝶は居候なんか真平と追返してしまった。だが降り出した雨にお蝶は急に表へ飛び出し友太郎を連れ戻り成行を案じていた長屋の連中を安心させた。翌朝お蝶が目を覚ますと部屋は整頓され、よく気のつく友太郎にお蝶はうろたえ気味。屑盾屋の甚作は、富くじをお蝶に買わせ手数料を稼ごうと話を持ちかけ一杯飲んで気の大きくなったお蝶から、虎の子の三両を出させてしまった。富くじ当り番号発表の日、ごった返す天満宮境内でお蝶は昏倒してしまった。お蝶の富くじは何と一番違いで外れていた。うわ言を続けるお蝶に長屋は大騒ぎ。夜中、ふと目を覚したお蝶の耳に激しい水音が聞えた。伯母が母親になった夢を見た友太郎が、母のためならと取った水ごりだった。真の親子のように暮すお蝶と友太郎の家に、ある日、肥前の殿様の使者が来て友太郎を連れて行った。肥前の若殿とお蝶の妹の間に生れた友太郎を、病死した若殿の跡目にしたいと迎えに来たのだ。豪華な屋敷で暮す友太郎、しかしその心は寂しかった。雨の日、友太郎は屋敷を飛出し、お蝶のもとに走った。嬉し涙にくれる二人に、追って来た肥前老公も諦めて帰るよりほかはなかった。桜が咲き、八軒長屋にも春が来たが、友太郎の言葉でインチキ薬売を廃業したお蝶は、よいとまけの綱を曳いていた。


解説

スタッフは一四〇号掲載の「漫才長屋は大騒ぎ」と同様。配役も同じ顔ぶれをそろえているが、これに「鞍馬天狗 御用盗異変」の松島トモ子が一枚加わっている。


配給東宝
制作国日本 (1956)
ジャンル 

1956年04月11日より



スタッフ

監督
脚本
原案
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
ミヤコ蝶々お蝶
松島トモ子友太郎
喜味こいし重兵衛
南都雄二甚作
加賀裕子おきん
秋田Aスケ半造
双葉弘子お末
秋田Bスケ仙吉
梅香ふみ子お秋
笑福亭松之助清造
千城いづるお種
富士野章介権右衛門
夢路いとし天神町の三平
島ひろし肥前公
ミス・ワカサ照菊
花和幸助竹庵
東光男薮市
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