浅太郎鴉

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

親分忠治の命令で、二足わらじの博徒百々村の紋次を殺した板割浅太郎は旅に出た。浅太郎には十手を預る伯父勘介があり、勘介の子で浅太郎にはいとこに当る徳二郎はイカサマ賭博に身を持ち崩し、一子勘太郎を残して行方不明であった。以前忠治が世話をしたことのある親分土手の喜太郎を尋ねて松代の宿場に入った浅太郎は、喜太郎の子分につきまとわれる百姓娘おみよを救った。喜太郎の家に着いた浅太郎は、徳二郎が、近く須坂の山寺で開かれる賭場に現われることを知った。当日、徳二郎に会った浅太郎は帰郷をすすめたが、徳二郎は十日後の再会を約して去って行った。だが、帰郷の金を作るため喜太郎と共謀でイカサマ賭博をやった徳二郎は、もうけを独占しようとする喜太郎一味に殺された。怒った浅太郎は喜太郎を斬ったが、自分も傷を負い、山中に逃れて気を失った。その浅太郎を助けたのは、折よく通りかかったおみよであった。浅太郎の傷がいえるころ、忠治が赤城山に立篭ったという報せが入った。浅太郎は後を慕うおみよと涙の別れをして赤城山に向った。だが浅太郎を迎えた忠治の態度は冷かった。かねて見知りの勘介が自分を召捕ろうとしたというのである。決心した浅太郎は山を下り勘介の家に向った。勘介は浅太郎の用向を察し、孫の勘太郎を浅太郎に托して自殺した。山に帰った浅太郎は忠治の前に勘介の髪を出し、勘太郎のためにやくざの足を洗いたいといった。忠治は金を与えて浅太郎を下山させた。勘太郎を背に山を下りた浅太郎の前に、彼の後を追って来たおみよの明るい笑顔があった。


解説

「旗本退屈男 謎の決闘状」の比佐芳武の脚本を「かんかん虫は唄う」の三隅研次が監督し、「又四郎喧嘩旅」の武田千吉郎が撮影を担当した。主な出演者は「柳生連也斎 秘伝月影抄」の市川雷蔵、黒川弥太郎、「刑事部屋」の瑳峨三智子、浜世津子、「オテナの塔 (前篇)」「オテナの塔 (後篇)」の水戸光子、「暗黒街」の杉山昌三九など。


配給
制作国日本 (1956)
ジャンル 

1956年03月28日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
市川雷蔵 (Raizo Ichikawa)板割浅太郎
瑳峨三智子おみよ
浜世津子お栄
水戸光子おこと
黒川弥太郎国定忠治
杉山昌三九土手の喜太郎
千葉敏郎三ッ木の文蔵
富田仲次郎岩間の長八
舟木洋一金井の徳二郎
小川虎之助御室の勘介
羅門光三郎百々村の紋次
荒木忍茂兵衛
光岡龍三郎清水の頑鉄
大邦一公中山誠一郎
水原浩一藤吉
原聖四郎日光の円蔵
伊達三郎 (Saburo Date)田川郷右衛門
田村みのる勘太郎
玉置一恵川島十太夫
堀北幸夫佐川兵助
福井隆次八寸の才市
越川一正太
志賀明松井田の喜三
大国八郎平吉
佐竹慎介三次
愛原光一丑松
西岡タツオ駒次
小柳圭子おこま
小林加奈枝おしの
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