肉体の密輸

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

横浜港に日本女性の密輸という国際的売春組織を証拠だてる事件が発生。港内海面と外航船の船倉から発見された若い女の死体に、多数の男による暴行の形跡が見られた。海上保安庁と水上署は、秘密裡に調査を進める。そんなある日、サンパン回天丸の船頭恒次郎、通称船長の許に、北海道から一人娘の志保子が来るという電報。我が家のない彼は喜びつつも頭が痛い。だが赤線を経営するボス桂馬の角の口ききで、新山下町の裏街に水入らずの家を持つ。親娘はある時、波止場で昏倒していた船員風の男明を救う。彼は以前、縄張り争いで元町の文六に殴り込みをかけられた角をかばったため、文六一味に仕返しを受けたのだった。恒次郎の船で使ってほしいと申出た明は、二人の家に住込む。やがて明は、彼の度胸に惚れこんでいる角の子分グリーンペイの周の手引で角の許に同行、駐留軍物資を襲う海賊と身分を明かし、子分になると誓う。角は売春組織の仕組を説明。沖売り娘達を組長のお作婆が山の手の別邸に連れ込み、浴場の仕掛で外国人に選択させるという。沖に待つ船へ彼女等を運ぶ仕事を頼まれた恒次郎は角の強制に止むなく承知。沖売り娘美代達は、猿轡をはめられ舟中へ。だが恒次郎に代って運転する明の無電で、巡視艇は仲のプラント号から女達を救う。明は、彼の正体が保安官と知った一味と激闘の末、角を倒す。志保子の急報で集った港内艇は、お作婆などボス一味を逮捕した。


解説

港ヨコハマに戦慄の魔手をひろげる肉体密輸団の真相を暴くセミ・ドキュメンタリー。脚本は「娘巡礼流れの花」の陶山鉄のオリジナル。監督は「色ざんげ(1956)」の阿部豊、撮影は「隣の嫁」の間宮義雄。主な出演者は「暁の逃亡」の水島道太郎、「甲武信嶽伝奇 (三部作)」の河野秋武、「逆光線」の二本柳寛、渡辺美佐子、現代劇初出演の美多川光子(「甲武信嶽伝奇 (三部作)」)。その他、多摩桂子、佐野浅夫、近藤宏、山岡久乃など。


配給日活
制作国日本 (1956)
ジャンル 

1956年10月09日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
水島道太郎坪井明
河野秋武佐々木恒次郎
渡辺美佐子 (Watanabe Misako)娘志保子
二本柳寛桂馬の角
近藤宏グリーンペイの周
佐野浅夫パイラアの新助
三崎千恵子 (Chieko Misaki)お作婆ァ
三島謙獅子頭の文六
大美善助恒次郎の助手大助
美多川光子中村美代
多摩桂子豊子
島田文子妹さかえ
重盛輝江安子
竹内洋子富子
椿とみ久子
久場礼子 (Reiko Kuba)ミッチー
長谷川照容菊江
山岡久乃桂馬の角の妾
柳瀬志郎友田刑事
松下達夫黒木公安課長
伊藤寿章公安次長
水谷謙次保安官井上
神山勝保安官小田
島村謙二保安官富田
美川陽一郎水上署司法主任
宮崎準警部補
河野弘刑事A
青木富夫 (Tomio Aoki)刑事B
志賀夏江漁師のおかみさん
久松晃警察医
山村邦子橋の上のパン助
井東柳晴キャバレー支配人
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