軍神山本元帥と連合艦隊

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

昭和六年、日本は三国軍縮条約で噸数制限を受けた。当時第一航空戦隊司令官の任にあった山本五十六海軍少将は、その代償と日夜猛訓練に励むが、部下への恩情はあく迄も細やか。やがて上海事変勃発、五・一五事件からヒトラー擡頭、日本国聨脱退と風雲急を告げる中、第二次軍縮会議のロンドン予備交渉。山本は親友の軍務局長、堀内少将の推挙で全権として出発。だが事は不調に終り久方ぶり故郷越後長岡へ戻った山本の許に、百姓娘千代が弟の四郎を海軍兵学校へと連れて来る。山本は快諾。その頃、来訪した堀内と語る中、海戦に航空力が不可欠なことを痛感した山本は、その年の暮、航空本部長となる。この頃独伊の行動は活発化、そして二・二六事件。海軍次官山本は米内海相共々難局に当り、右翼の東亜会壮士に殴り込みを掛けられたりして、夫人や長男義正、長女澄子を心配させる。が家庭では良き夫であり父親の山本。昭和十二年七月盧溝橋より日華事変拡大、ヒトラーのポーランド侵入で第二次世界大戦の幕は上る。山本は連合艦隊司令長官に就任し、米内大将も首相を拝命。山本の反対も及ばず、日独伊三国軍事同盟が調印。日米開戦を予想し、山本は草刈参謀長や岡田先任参謀らと真珠湾攻撃計画を練る。機動部隊司令八雲中将は計画実施に全力を注入、山本も海兵を卒業し士官候補生となった四郎らを激励する。当時、近衛首相と会見した山本は、日米交渉決裂にも、あく迄余地を残すようにと熱願。しかし程なく東条内閣が成立し、日本の運命を決する日は近づく。昭和十六年十一月十六日遂に作戦命令発せられ、山本は真珠湾攻撃部隊に伝達するが、交渉妥結の際は直ちに引返せと厳命。深夜の海に大機動部隊は出動、やがて東北太平洋上、八雲司令官の手に“ニイタカヤマノボレ”の電文が渡る。真珠湾攻撃は大成功。だが群集の歓呼にも山本長官は冷静である。マレー沖海戦など相次ぐ勝報に彼は早期講和実現を願うが、総ては水の泡。その頃、B29東京初空襲。敵の反撃に山本長官は、ミッドウェー沖で決戦を挑むが結果は惨めな敗北。続く悲報に山本は、陣頭指揮による航空決戦を決意し、空路ラバウルに赴く。だが東条内閣の無能ぶりに山本は暗然、四郎も敵輸送船団突入で散る。その後、ブーゲンビルの基地へ向け、僅かな護衛機を伴い出発した山本機は、目的地直前、P38の待伏せで敢なく撃墜された。


解説

“人間山本元帥を通じて民族への正しい認識と誇りを持たしめたい”という意図のもとに製作される戦記物。脚本は「隣の嫁」の館岡謙之助、監督は「新妻鏡」の志村敏夫、撮影は同じく山中晋。主な出演者は「婚約三羽烏」の佐分利信、「新・己が罪」の高田稔、中山昭二、相馬千恵子、「勝鬨天魔峠」の明智十三郎、阿部九洲男、「怪異宇都宮釣天井」の小笠原竜三郎、杉山弘太郎、江川宇禮雄、「鉄血の魂」の田崎潤、「君ひとすじに (完結篇)」の宇津井健、「新妻鏡」の高島忠夫、沼田曜一、前田通子、「へそくり社員とワンマン社長 ワンマン社長純情す」の舟橋元、「勤王? 佐幕? 女人曼陀羅 (二部作)」の若山富三郎、藤田進、「ある夜ふたたび」の北原隆、その他竜崎一郎、林寛など。


配給新東宝
制作国日本 (1956)
ジャンル 

1956年10月31日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
佐分利信 (Shin Saburi)山本五十六
阿部九洲男米内大将
高田稔近衛首相
江川宇礼雄 (Ureo Egawa)堀内少将
林寛大島海相
田崎潤 (Jun Tazaki)宇田参謀長
細川俊夫岡田先任参謀
宇津井健 (Ken Utsui)三島航空参謀
沼田曜一内海水雷参謀
中村彰渡辺作戦参謀
舟橋元小島通信参謀
高島忠夫 (Tadao Takashima)藤田少佐
杉山弘太郎特殊潜航艇乗組員湯浅中尉
御木本伸介特殊潜航艇乗組員松葉中尉
中山昭二松井副官
藤田進 (Susumu Fujita)八雲中将
竜崎一郎草刈参謀長
明智十三郎通信参謀
小笠原竜三郎整備参謀
若山富三郎 (Tomisaburo Wakayama)作戦参謀
三原純吉村大佐
北原隆河合四郎
相馬千恵子山本夫人
前田通子河合千代
山下明子万竜
光岡早苗小田米子
丹波哲郎 (Tetsuro Tanba)黒川
天知茂大石
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